ハワイ旅行の「手荷物検査」完全攻略!もう迷わない、最高のバケーションは空港から始まる
アロハ!ハワイのあの青い空と甘い空気を思い浮かべるだけで、今すぐにでも飛びたくなりますよね。でも、その前にちょっとだけ頭をよぎるのが、空港での手荷物検査のドキドキ感…。「これって機内に持ち込めるんだっけ?」「何か没収されたらどうしよう…」そんな小さな不安、とってもよく分かります。
大丈夫!この記事は、そんなあなたのための「お守り」のようなガイドです。私自身、何度もハワイと日本を行き来する中で経験した「あちゃー!」な失敗談や、周りの友人から聞いたリアルな話を交えながら、ハワイの空港手荷物検査をスムーズにクリアするコツを、どこよりも分かりやすく、親しみやすくお伝えします。
この記事を読み終える頃には、あなたの不安はワクワクに変わっているはず。さあ、一緒に準備を始めて、最高のハワイ旅行をスタートさせましょう!
出発前に知っておけば100倍安心!ハワイ手荷物検査「3つの鉄則」
楽しいハワイ旅行の明暗を分けるのは、実は出発前のパッキング。ここで基本をしっかり押さえておけば、空港での余裕がまったく違いますよ。
鉄則1:液体物は「透明ジップロック」が合言葉
これはもう、世界共通のルールですが、意外と見落としがち。化粧水や日焼け止め、シャンプーなどの液体物は、100ml(3.4オンス)以下の容器に移し替えて、それらをすべて容量1リットル以下のジッパー付き透明プラスチック袋(ジップロックなど)にまとめましょう。

以前、ハワイ島のファーマーズマーケットで買った絶品のリリコイバターを、うっかりそのまま手荷物に入れてしまったことがあるんです。検査で「Sorry…」と悲しそうな顔の係員さんに言われた時のショックは今でも忘れられません(笑)。ジャムやバターも液体物扱いになるので、お土産にするなら預け荷物へ!
ちなみに、ベビーフードや特別な医療品は例外として認められることが多いですが、事前に航空会社に確認しておくと、さらに安心です。
鉄則2:モバイルバッテリーは「必ず機内へ」連れてって!
これは絶対に間違えてはいけない、とっても大事なポイントです。スマートフォンやカメラの充電に欠かせないモバイルバッテリーは、スーツケースなどの「預け荷物」に入れることが禁止されています。必ず、手荷物として機内に持ち込んでください。
発火のリスクがあるためで、もし預け荷物に入れていると、空港の放送で呼び出されてしまうことも…。せっかくの旅の始まりに、冷や汗をかくのは避けたいですよね。パッキングの最後の最後に、もう一度確認するクセをつけましょう。
鉄則3:刃物や危険物は「うっかり」でもアウト
当たり前ですが、ナイフやハサミ、カッターなどの刃物類は機内持ち込みNGです。ただ、意外とやってしまうのが、普段使っているポーチやカバンに小さな眉毛用ハサミや爪切りが入れっぱなしになっているケース。

友人が、旅先で便利だからと入れていた小さなマルチツールを没収されて、すごくがっかりしていました。悪気はなくてもルールはルール。出発前夜に、カバンの中身を一度全部出してみるくらいのチェックがおすすめです。
「これ、どうなの?」意外と知らないハワイ特有の持ち物ルール
日本の空港の保安検査をクリアしても、ハワイに到着してから「税関・検疫」というもう一つの関門があります。特に食品は、ハワイの美しい自然や農業を守るために、厳しいルールが設けられているんですよ。
一番の要注意!「お肉」関連はすべてNG
これが一番びっくりされるかもしれません。ビーフジャーキーやサラミはもちろん、カップ麺やスナック菓子に入っている「肉エキス」もNGなんです。カレーのルーやコンソメスープの素も対象になるので、日本食が恋しくなりそう…と思っても、持ち込みはグッと我慢。
ハワイには美味しいものがたくさんありますから、現地でのグルメを楽しみましょう!ABCストアやドン・キホーテに行けば、日本の食品も手に入りますよ。
フルーツや植物も、基本的には持ち込めません
「ハワイのフルーツは美味しいけど、日本の家族にも食べさせてあげたい…」その気持ち、すごく分かります。でも、残念ながらほとんどの生の果物や野菜、植物の種などは持ち込みが禁止されています。

これは、海外からの病害虫がハワイの生態系を壊してしまうのを防ぐため。もし持ち込む場合は、必ず検疫カウンターで申告が必要です。お土産にするなら、しっかり加工されたドライフルーツや、空港で販売されている検疫済みのパイナップルを選びましょう。
お土産の定番、マカダミアナッツやクッキーは?
ご安心を!市販されているマカダミアナッツチョコレートやクッキー、コーヒーなどは、商業的に加工・梱包されているので、問題なく持ち込めます。ただし、ファーマーズマーケットで買った手作りのジャムや、真空パックされていないポキ(生の魚介類の和え物)などは、検疫で止められる可能性が高いので注意してくださいね。
もう焦らない!空港での手荷物検査、当日の流れ完全シミュレーション
さあ、いよいよ出発当日!ここからは、空港での動きを追いながら、スムーズに検査を乗り切るコツを見ていきましょう。
Step1:チェックインカウンターで「TSAロック」を確認
スーツケースを預ける際、アメリカ(ハワイを含む)へ行くなら「TSAロック」付きのスーツケースが断然おすすめ。これは、TSA(米国運輸保安局)の職員が、必要に応じて専用のマスターキーで鍵を開けて中身をチェックできる仕組みです。
TSAロック以外の鍵をかけていると、検査のために鍵を壊されてしまうことも…。大切なスーツケースを守るためにも、ぜひ確認してみてくださいね。

Step2:保安検査場では「出すモノ」を意識する
日本の空港の保安検査場では、係員さんの指示に従って、以下のものをトレイに出す準備をしておきましょう。
- ノートパソコン、タブレットなどの電子機器
- 液体物が入った透明のジップロック袋
- 上着やジャケット、帽子、ベルトなど
これらをカバンの取り出しやすい場所に入れておくだけで、あなたの動きは驚くほどスムーズになります。慌ててカバンをひっくり返す…なんてことがなくなりますよ。
Step3:ハワイ到着後、「税関申告書」は正直に
ハワイの空港に到着したら、入国審査の後に税関があります。機内で配られる税関申告書には、持ち込む食品などを正直に記入しましょう。「Yes」にチェックすると何か聞かれるかも…と不安になるかもしれませんが、正直に申告することが一番の信頼に繋がります。
検査官もプロですから、隠そうとするとかえって怪しまれてしまいます。堂々と「I have some cookies for souvenirs.(お土産のクッキーがあります)」と伝えれば、笑顔で通してくれることがほとんどですよ。
もし止められちゃったら?落ち着いて対応するための「お守りフレーズ」
どんなに準備しても、予期せぬことで検査官に声をかけられることはあります。でも、パニックになる必要は全くありません。深呼吸して、落ち着いて対応しましょう。

大切なのは、笑顔と誠実な態度。「Aloha!」と挨拶するだけでも、場の空気はぐっと和らぎます。もし英語に自信がなくても、単語とジェスチャーで十分伝わります。
万が一のために、こんな簡単なフレーズをスマホのメモに入れておくと、心のお守りになりますよ。
- This is for my personal use.(これは個人で使うものです)
- This is a gift for my friend.(これは友人へのお土産です)
- I don't understand. Could you speak more slowly?(分かりません。もう少しゆっくり話していただけますか?)
- Do I need to throw this away?(これは捨てなければなりませんか?)
もし手荷物が紛失したり破損した場合は、すぐに到着ロビーにある航空会社のカウンターへ。搭乗券と荷物の控え(クレームタグ)を見せて、手続きをしましょう。旅行保険が使える場合も多いので、諦めないでくださいね。
【空港別】ホノルル、マウイ、ハワイ島…あなたの使う空港はどこ?
ハワイには魅力的な島がたくさん!あなたが利用する空港によって、少しだけ雰囲気が違うんですよ。
ダニエル・K・イノウエ国際空港(HNL/オアフ島):
ハワイの玄関口だけあって、巨大なハブ空港です。検査場も広く、時間帯によってはかなり混雑します。特に日本からの到着便が集中する午前中は、早めの行動が吉。でも、その分システム化されていて、テキパキと検査が進んでいく印象です。

カフルイ空港(OGG/マウイ島)& エリソン・オニヅカ・コナ国際空港(KOA/ハワイ島):
ホノルルに比べると、ぐっと規模が小さくなり、開放的でどこかアットホームな雰囲気が漂います。検査のレーンも少ないですが、その分流れは比較的スムーズ。南国ののんびりした空気を感じながら、リラックスして検査に臨めますよ。
最近では、荷物の中身を立体的に映し出す3Dスキャナーの導入も進んでいます。これによって、PCなどをカバンから出さなくても良くなるケースも増えてきました。今後のさらなる進化に期待ですね!
まとめ:不安が消えれば、ハワイ旅行はもっと楽しくなる!
ここまで読んでくださったあなたなら、もう「ハワイ 空港 手荷物検査」という言葉に、以前のような不安は感じていないはずです。そう、手荷物検査は、あなたを困らせるためのものではありません。あなた自身と、ハワイの美しい自然や文化を守るための、とても大切なステップなんです。
ルールをしっかり理解して、ほんの少し準備しておくだけで、空港での時間は驚くほど快適になります。浮いた時間とエネルギーで、ハワイ到着後すぐにでも、お気に入りのカフェに駆けつけたり、ビーチでのんびりしたり…想像するだけでワクワクしてきませんか?
さあ、これで準備は万端! 不安という名の重い荷物を手放して、心軽やかにハワイへ旅立ちましょう。アロハスピリットあふれる楽園が、あなたを待っています!

もっとハワイ旅行の準備を万全にしたい!というあなたは、こちらの記事もぜひ参考にしてみてくださいね。あなたの旅が、最高の思い出でいっぱいになりますように!