ハワイでゴルフ!最高の思い出を作るための完全ガイド【在住者が教える注意点】
アロハ!ハワイのどこまでも青い空、頬をなでる心地よい風、そして目の前に広がる鮮やかな緑のフェアウェイ…。想像するだけで、ワクワクしてきませんか?
「次のハワイ旅行では絶対にゴルフがしたい!」その気持ち、痛いほどよくわかります。ハワイでのゴルフは、ただのスポーツではなく、五感で自然を感じる最高に贅沢な体験です。
でも、ちょっと待ってください。その最高の体験を、心から満喫するためには、事前に知っておくべきいくつかの「ハワイ ゴルフ 注意点」があるんです。これを疎かにすると、「予約が取れなかった…」「服装で注意されちゃった…」「思ったよりお金がかかった…」なんて、せっかくの思い出が少し残念なものになってしまうかもしれません。
大丈夫!この記事では、ハワイに住む私が、あなたの最高のゴルフ旅を全力でサポートします。よくある失敗談や、ローカルだからこそ知っている裏技も交えながら、具体的で、すぐに役立つ情報だけを詰め込みました。さあ、一緒に最高のハワイゴルフ旅行を計画しましょう!
旅の成否は準備で決まる!予約と持ち物のチェックリスト
ハワイゴルフの第一歩は、なんといっても予約です。「まあ、行けばなんとかなるでしょ?」なんて思っていたら、昔の私と同じ失敗をしてしまいますよ(笑)。

初めてオアフ島の超人気コース「コオリナ・ゴルフ・クラブ」に行ったときのこと。予約なしでフラッと立ち寄ったら、もちろん空きはなく…。幸運にも午後の最終組に滑り込めましたが、スタートまで何時間も待つことになり、貴重な旅行の時間を無駄にしてしまいました。
予約は、各ゴルフ場の公式サイトからが一番確実です。料金や空き状況がリアルタイムでわかり、キャンセルポリシーも明確。最近は「GolfNow」のような予約サイトも便利で、思わぬ割引(ディール)が見つかることもあります。 人気コースは数週間前、特に週末は1ヶ月以上前から埋まることも珍しくないので、旅の計画が決まったらすぐに押さえるのが鉄則です。
予約時に必ず確認したいのが、レンタルクラブの有無と質。自分のクラブを持参するのも良いですが、航空会社の追加料金や手間を考えると、質の良いクラブをレンタルするのも賢い選択です。タイトリストやキャロウェイなど、最新モデルを揃えているコースも多いんですよ。
そして、忘れちゃいけないのが持ち物リスト。ハワイの日差しは本当に強烈なので、以下のアイテムはマストです!
- ゴルフウェア、ゴルフシューズ
- 帽子、サングラス
- 日焼け止め(SPF50+推奨、こまめに塗り直しましょう!)
- 替えの靴下(汗をかいた後の快適さが全然違います)
- 距離計(レンタルカートのGPSも便利ですが、あると安心です)
- 冷たい飲み物(コースでも買えますが、持参すると節約に)
準備を万全にして、心に余裕を持つこと。それが、ハワイゴルフを最高に楽しむための最初の秘訣です。

ハワイの太陽と賢く付き合う!気候のポイント
ハワイの気候は一年中温暖ですが、ゴルフをする上では少し注意が必要です。特に乾季(5月~10月頃)は、日差しが強く、体感温度は想像以上に上がります。
友人と「カポレイ・ゴルフ・クラブ」でプレーした時、あまりの暑さに後半はバテバテ…。スコアも集中力もガタ落ちしてしまった苦い経験があります。カートに備え付けのクーラーボックスには、水だけでなくスポーツドリンクも入れて、常に水分と塩分を補給することを忘れないでくださいね。
服装選びも大切なポイント。通気性と速乾性に優れたポリエステル素材のウェアがおすすめです。そして、意外と悩むのが「アロハシャツはOK?」という問題。答えは「コースによりますが、YES!」です。
ただし、Tシャツのようなラフなものではなく、きちんと襟のついたボタンダウンのアロハシャツなら、多くのリゾートコースで歓迎されます。リゾート感あふれるアロハシャツでプレーするのも、ハワイゴルフの醍醐味のひとつですよ。
紫外線対策は、もはやマナーの一部。長袖のUVカットインナーを着用したり、首筋を守るネックガードを使ったりするのも非常に効果的です。日焼けは体力を奪いますからね。「ハワイの太陽と賢く付き合う」という意識を持つことが、一日中快適にプレーするための鍵になります。

また、ハワイは「シャワー」と呼ばれる、ザッと降ってはすぐに止むスコールが多いのも特徴。折り畳みの傘や、軽量のレインウェアをキャディバッグに忍ばせておくと、急な天候の変化にもスマートに対応できますよ。
郷に入っては郷に従え!スマートなマナーとローカルルール
美しいコースで気持ちよくプレーするために、現地のマナーとルールを尊重する心は欠かせません。これは海外ゴルフを楽しむ上での、最も重要な「注意点」かもしれません。
まずドレスコード。ほとんどのコースで「襟付きシャツ」が必須です。これは単なるルールではなく、コースや他のプレーヤーへの敬意の表れ。短パンはOKなコースが多いですが、ジーンズやカーゴパンツは避けるのが無難です。
次にプレーのペース。アメリカのゴルフは、日本に比べてプレー進行がスピーディーです。「前の組に離されず、後ろの組を待たせない」のが基本。自分の打順が来たら素早く準備し、グリーン上では次の人のラインを踏まないように気をつけるなど、周りへの配慮を忘れずに。
そして、多くの日本人旅行者が戸惑うのが「チップ」の習慣です。これはサービスへの感謝の気持ち。面倒くさがらずに、スマートに渡せると本当にカッコいいですよ。

【スマートなチップ術】
- バッグドロップのスタッフ:車からゴルフバッグを降ろしてくれたら、1バッグにつき$2~$3。
- スターター/カート係:カートの準備や説明をしてくれたら、$5程度。
- キャディ:キャディを付けた場合、プレー後に1人あたり$20~$40が相場。素晴らしいサービスには多めに。
- プレー後のスタッフ:クラブを拭いてくれたり、車まで運んでくれたりしたら、$5~$10。
「Thank you for your help!」と笑顔で渡せば、お互いに気持ちが良いですよね。チップは感謝のコミュニケーション。ぜひ覚えておいてください。
あなたにピッタリなのは?コース選びとアクセス手段
ハワイには個性豊かなゴルフコースがたくさん!どこでプレーするかで、ゴルフ体験はまったく違うものになります。移動手段と合わせて、あなたにピッタリのプランを考えましょう。
【コース選びのヒント】
- 初心者やエンジョイ派に:「ワイケレ・カントリー・クラブ」は、比較的フラットでプレーしやすく、アウトレットも近いのでゴルフ後の楽しみも。
- とにかく絶景を楽しみたいなら:「コオリナ・ゴルフ・クラブ」は、美しいラグーンや滝が配されたリゾート感満点のコース。まさに楽園ゴルフが体験できます。
- 腕試しをしたい上級者に:「カポレイ・ゴルフ・クラブ」は、LPGAのトーナメントも開催される戦略的なコース。挑戦意欲をかき立てられます。
次に移動手段。一番自由度が高いのはレンタカーです。好きな時間に、好きなコースへ行けるのが魅力。ただし、ワイキキ周辺の朝夕の渋滞は覚悟が必要。時間に余裕を持った計画を立てましょう。

手軽なのはUberやLyftなどの配車サービスですが、ワイキキから離れたコースだと料金がかさむことも。帰りに車が捕まりにくい場合もあるので注意が必要です。利用する際は、ゴルフバッグが入る「XL」サイズを指定するのを忘れずに。
私のおすすめは、ゴルフ場が提供している「送迎サービス」。多くのコースがワイキキの主要ホテルからの送迎プランを用意しています。運転の心配なく、リラックスしてコースに向かえるのは大きなメリットですよ。
賢く使って満足度UP!ハワイゴルフの予算と節約術
「ハワイでのゴルフって、やっぱり高いんでしょ?」ええ、正直に言うと安くはありません。でも、少しの工夫で予算を抑え、満足度を上げることは可能です。
有名コースのプレーフィーは、1ラウンド$200~$300が相場。これにカート代やレンタル代、チップが加わります。ですが、狙い目があるんです。
それは、「トワイライト(薄暮)プレー」です。午後2時や3時頃からスタートするプランで、通常料金よりかなり安く設定されています。プレーできるホール数は限られるかもしれませんが、ハワイの美しいサンセットを眺めながらのゴルフは、言葉にできないほどロマンチック。最高の思い出になること間違いなしです。

また、平日にプレーする、少し郊外のパブリックコース(市営など)を探す、といった方法でも費用を抑えられます。例えば「エヴァ・ビーチ・ゴルフ・クラブ」のようなローカルに人気のコースは、ワイキキから少し離れますが、非常にリーズナブルで質の高いゴルフが楽しめます。
大切なのは、どこにお金をかけ、どこを節約するかのメリハリ。憧れのトーナメントコースで奮発する日と、リーズナブルなコースで気軽に楽しむ日を組み合わせるのも、賢い旅のスタイルですね。
まとめ:最高のゴルフ体験は、あなたのすぐそこに!
さて、ハワイゴルフを120%楽しむための注意点、いかがでしたか?たくさんの情報をお伝えしましたが、一番大切なことを忘れないでください。
それは、ハワイの雄大な自然とゴルフを、心から楽しむ気持ちです。
少しぐらいスコアが悪くても、小さな失敗があったとしても、大丈夫。青い空と海、緑の芝生、そしてアロハスピリットあふれる人々が、きっとあなたを癒やしてくれます。注意点は、あくまで最高の体験をするための準備運動のようなもの。

この記事を参考に準備を整えたら、あとは思いっきりプレーするだけです。あなたのハワイゴルフが、一生忘れられない、キラキラした思い出で満たされることを、ハワイの空の下から心より願っています!マハロ!