ハワイのガソリンスタンド、どこが安い?在住者が教えるレンタカー節約術の決定版

アロハ!ハワイの風を感じながら、好きな場所へ自由気ままに走るドライブ。レンタカーは、ハワイ旅行の楽しさを何倍にも広げてくれる最高の相棒ですよね。

青い海を横目に海岸線を走り、気になるカフェにふらっと立ち寄る…想像しただけでワクワクしませんか?

でも、そんな最高の体験の裏で、じわじわと気になるのが「ガソリン代」。特に最近の円安もあって、「思ったより高くついた…」なんて声もよく聞きます。「ハワイ ガソリンスタンド 安い」と検索してこのページにたどり着いたあなたは、きっと賢く旅を楽しみたいと思っているはず。

大丈夫です!この記事を読めば、もうガソリンスタンド選びで迷うことはありません。ハワイに住む私が、旅行で訪れる友人たちにいつも伝えている「本当に使える節約術」を、余すところなくお教えします。浮いたお金で、もう一回アサイーボウルを食べたり、素敵なハワイアン雑貨を買ったり…あなたの旅をさらに豊かにするお手伝いができたら嬉しいです!

まずは基本から!知っておきたいハワイのガソリン事情

「そもそもハワイのガソリンって、日本と何が違うの?」まずは、そんな疑問から解決していきましょう。基本を知っておくだけで、ぐっと心に余裕ができますよ。

ハワイの風景

まず一番の違いは、値段の単位。日本は「リットル」ですが、ハワイ(アメリカ)では「ガロン(Gallon)」です。1ガロンは約3.785リットル。電光掲示板に「$4.50」と表示されていたら、それは1ガロンあたりの値段です。最初はちょっと戸惑うかもしれませんが、すぐに慣れますよ。

ハワイのガソリン価格は、残念ながらアメリカ本土と比べても割高な傾向にあります。離島なので、輸送コストがかかるのが大きな理由ですね。私がこの記事を書いている時点でのオアフ島の相場は、レギュラーガソリン1ガロンあたり4ドル台半ば~5ドル台前半といったところ。ワイキキなどの観光中心地は高く、郊外に出ると少し安くなるのが一般的です。

そして、ガソリンの種類。給油機には「87 (Regular)」「89 (Plus)」「91/92 (Premium)」といったボタンが並んでいます。高級車やスポーツカーでない限り、レンタカーは一番安い「87 (Regular)」を選べばOKです。間違えて高いプレミアムを入れても車は動きますが、お財布には優しくないので気をつけてくださいね!

これで迷わない!安いガソリンスタンドを見つける3つの鉄板ルール

さて、ここからが本題です!どうすればお得なガソリンスタンドを見つけられるのか。私がいつも実践している、とっておきの方法を3つご紹介します。

ルール1:最強アプリ「GasBuddy」をスマホに入れておく

これはもう、ハワイでドライブするなら必須と言っても過言ではありません。リアルタイムで周辺のガソリン価格を地図上に表示してくれる、まさに神アプリ!「GasBuddy」をダウンロードしておけば、数タップで一番安いスタンドがどこにあるか一目瞭然です。

ハワイの風景

目的地までのルート上で探すこともできるので、「少し遠回りしてでも安いスタンドに行くか、今の場所で手軽に済ませるか」を簡単に判断できます。これだけで、1回の給油で数ドルは軽く節約できますよ。

ルール2:「ワイキキ周辺では給油しない」が鉄則

これは覚えておいてください。ワイキキやアラモアナセンターのすぐ近くなど、観光客が集まるエリアのガソリンスタンドは、間違いなく割高です。便利ではありますが、価格は「観光地価格」になっています。

少し車を走らせて、カパフル通りやカリヒ、空港周辺などのローカルエリアまで行くだけで、1ガロンあたり20~50セント(約30円~75円)も安いことが珍しくありません。ドライブの計画を立てる際に、こうした少し郊外のエリアで給油する時間も組み込んでおくと、賢く節約できます。

ルール3:【究極の裏ワザ】Costco(コストコ)会員なら、もう迷う必要なし!

もしあなたが日本のコストコ会員なら、これ以上ない朗報です。ハワイのコストコに併設されているガソリンスタンドは、周辺のどのスタンドよりも圧倒的に安いことがほとんど!

オアフ島なら、イヴィレイ(ダウンタウン近く)、ハワイカイ、カポレイ、ワイピオの4店舗にガソリンスタンドがあります。ただし、利用するには「日本のコストコ会員証」と「支払い用のクレジットカード(VISAのみ)」が必要なので、忘れずに持っていきましょう。その安さは、わざわざ足を運ぶ価値が十分にありますよ。

ハワイの風景

給油で焦らない!ハワイのセルフスタンド完全攻略ガイド

「安いスタンドは見つけたけど、セルフ給油ってどうやるの?」初めてだと少しドキドキしますよね。でも大丈夫、手順はとってもシンプルです!

ほとんどのスタンドでは、まず給油機のカードリーダーにクレジットカードを挿入します。ここが最初の関門!

カードを読み取った後、「Please enter your ZIP code」と表示されることがあります。これはアメリカの郵便番号を求める表示で、日本のカードだとエラーになってしまうことも…。

そんな時は、慌てずに滞在しているホテルのZIPコード(郵便番号)を入力してみてください。それでもダメなら、日本の郵便番号の最初の5桁(例:〒100-0001なら「10000」)で通ることもあります。最終手段は、スタンドに併設されたコンビニのレジに行き、「ポンプ・ナンバー・〇(給油機の番号)プリーズ」と言って、現金やカードで先払いをすること。笑顔で伝えれば、店員さんも親切に対応してくれますよ。

ZIPコードの問題をクリアすれば、あとはガソリンの種類(Regular 87)のボタンを押し、給油ノズルを車の給油口に差し込んでレバーを握るだけ。給油が終わったらノズルを戻し、レシートが必要ならボタンを押して完了です。簡単でしょ?

ハワイの風景

もっとお得に!ガソリン代を極限まで節約する4つのテクニック

安いスタンドを見つける以外にも、旅の満足度を下げずにガソリン代を抑えるコツはたくさんあります。知っているといないとでは大違いですよ!

テクニック1:「ガソリン満タン返し不要プラン」は本当にお得?

レンタカーを借りる際、「FPO(Fuel Purchase Option)」という、ガソリンを1タンク分先払いして、返却時は空のまま返せるプランを勧められることがあります。一見、返却前に給油する手間が省けて楽そうですが、実は割高になるケースがほとんどです。

このプランのガソリン単価は市価より高く設定されているうえ、タンクにガソリンが残っていても返金はありません。よほど走行距離が長く、タンクをほぼ使い切ることが確実な場合以外は、自分で給油して満タンで返す「満タン返し」の方が断然お得です。

テクニック2:給油は「平日の日中」を狙う

これはちょっとした豆知識ですが、ガソリン価格は週末や通勤ラッシュの夕方などに少し値上がりすることがあります。もしタイミングを選べるなら、交通量が比較的少ない平日の午前中やお昼過ぎに給油するのがおすすめです。ほんの少しの差ですが、塵も積もれば山となります。

テクニック3:急がば回れ。「エコドライブ」を心掛ける

ハワイの美しい景色の中では、ついついアクセルを踏み込みたくなりますが、そこはぐっと我慢。急発進、急ブレーキ、急加速を避けるだけで、燃費は驚くほど向上します。法定速度を守り、前の車と十分な車間距離をとって、ゆったりと流れる景色を楽しむ。それが結果的に一番の節約になるんです。

ハワイの風景

テクニック4:洗車やコンビニ併設スタンドで時間も節約

ビーチで遊んだ後の車内は砂だらけになりがち。そんな時、スタンドに掃除機や洗車機が併設されていると本当に助かります。また、コンビニが併設されていれば、飲み物やスナックの調達、トイレ休憩も一度に済ませられて効率的。価格だけでなく、こうした付加サービスもチェックすると、旅の快適度がぐっと上がりますよ。

【島別】ここを狙え!おすすめガソリンスタンド・エリア

島によっても、ガソリンスタンドの探し方には少しコツがあります。簡単にまとめてみました。

  • オアフ島: 前述の通り、ワイキキを避けてカパフル、カリヒ、ワイパフ、空港周辺が狙い目。特にコストコは最強です。ノースショアなどへ長距離ドライブする前には、ホノルル市内で給油しておくのが賢明です。
  • マウイ島: カフルイ空港周辺や市街地に安いスタンドが集中しています。ハナへの道やハレアカラ山頂へ向かう前には、必ずカフルイやパイアの街で満タンにしておきましょう。山道や辺鄙な場所にはスタンドがありません。
  • ハワイ島: ヒロとコナの二大都市には比較的多くのスタンドがあります。ただ、島が広大なので、サドルロードを横断したり、キラウエア火山公園を巡ったりする前には、必ず手前の街で給油を。
  • カウアイ島: リフエ空港周辺やカパアの街が中心です。北のハナレイや西のワイメア渓谷方面はスタンドが少なくなるので、早めの給油が安心です。

旅のトラブルを回避!ガソリンスタンドQ&A

最後に、よくある質問やトラブルについてお答えします。これを知っておけば、いざという時も安心です!

Q. どうしてもクレジットカードが使えない!どうすればいい?
A. 焦らず、併設のコンビニやオフィスのレジへ向かいましょう。「Pump number 〇, cash please.(〇番ポンプ、現金でお願いします)」と伝えれば大丈夫。手持ちの現金が少なければ、20ドル分だけ、などと金額を指定して先払いすることもできます。

Q. 給油口の開け方がわからない!
A. 日本車と違い、運転席にある給油口オープナーのレバーが見つけにくいことも。まずは足元やドアポケット周りを探してみてください。それでも分からなければ、レンタカーの契約書にある緊急連絡先に電話するか、近くの人に聞いてみましょう。ハワイの人は親切なので、きっと助けてくれますよ。

ハワイの風景

Q. 返却直前!ホノルル空港近くで便利なスタンドは?
A. ホノルル(ダニエル・K・イノウエ)空港のレンタカーセンター近くには、複数のガソリンスタンドがあります。特にニミッツ・ハイウェイ沿いには24時間営業のスタンドも多いので、早朝や深夜のフライトでも安心です。Googleマップで「gas station near HNL」と検索すればすぐに見つかります。

まとめ:賢い給油で、最高のハワイドライブを!

今回は、「ハワイ ガソリンスタンド 安い」をテーマに、ガソリン代を賢く節約するための具体的な方法をたっぷりとお伝えしました。いかがでしたか?

ガソリン代を少し節約するだけで、心に余裕が生まれます。その余裕が、旅をさらに楽しいものにしてくれるはずです。アプリを片手に安いスタンドを探すのも、ローカルなエリアに足を運ぶのも、ハワイの日常を垣間見るようで、きっと良い思い出になりますよ。

この記事が、あなたのハワイ旅行をより豊かで、忘れられないものにするための一助となれば、これほど嬉しいことはありません。さあ、安全運転で、アロハスピリットあふれる最高のドライブを楽しんできてくださいね!

この記事は参考になりましたか?

ハワイについて、もっと知ろう!