ハワイに電車!?新交通システム「スカイライン」で巡るオアフ島の新しい歩き方

ハワイ 最新情報ブログ」と検索して、ここにたどり着いてくれたあなた。きっと、次のハワイ旅行を最高の思い出にしようと、目を輝かせながら情報を集めている真っ最中なのでしょうね。わかります、その気持ち!私もいつもそうですから。

ところで、「ハワイで電車」というキーワード、気になりませんでしたか?「え、あのハワイに電車なんてあったっけ?」と首をかしげたかもしれません。そうなんです、あるんです!2023年に待望のデビューを果たしたホノルル・レール・トランジット、愛称「スカイライン(Skyline)」。これが今、ハワイの移動を劇的に変えようとしているんです。

何を隠そう、私もこの前ハワイに行ったときに乗ってきました!正直、最初は「観光客向けかな?」なんて少し斜に構えていたのですが…とんでもない!あの悪名高いH1フリーウェイの渋滞を横目に、高架をスイスイ進む快適さ。車窓から見える、いつもとは違うオアフ島の景色。これは、あなたのハワイ旅行を何倍も自由で、ディープなものにしてくれる、と確信しました。

この記事では、単なる乗り方の説明だけでは終わりません。私が実際に乗って感じたリアルな空気感、ローカルだけが知るような賢い使い方、そしてスカイラインで行けるおすすめスポットまで、あなたの旅がもっとワクワクするような情報を、余すところなくお伝えします。この記事を読み終える頃には、きっと次のハワイ旅行のプランに、スカイラインが欠かせない存在になっているはずですよ!

ハワイの新常識!電車「スカイライン」って、ぶっちゃけどうなの?

ハワイ旅行の移動手段といえば、レンタカーにTheBus、トロリー、それにUber。選択肢は色々ありますが、ここに「スカイライン」という強力な新メンバーが加わりました。まずは、この新しい乗り物のリアルなところ、詳しくお話ししますね。

ハワイの風景

スカイラインは、現在オアフ島西部のカポレイから、アロハスタジアムのあるハラワまでを結んでいます。将来的には、ホノルル国際空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)を経由し、2025年にはあのアラモアナセンターまで開通予定!もう、考えただけでワクワクしませんか?

運行時間は朝5時から夜7時まで。料金は片道大人3ドル、子ども(6〜17歳)1.5ドルと、とってもリーズナブル。でも、私が絶対におすすめしたいのは、ハワイ版Suicaのような交通系ICカード「HOLO(ホロ)カード」の利用です。

駅の券売機で簡単に購入・チャージできて、日本語表示も選べるので安心。このカードのすごいところは、1日に3ドル以上使うと、その日はもうそれ以上料金がかからない「1日キャップ」という仕組みがあること。つまり、たった3ドルで1日中スカイラインが乗り放題になるんです!さらに、TheBusへの乗り換えも2.5時間以内なら無料。これはもう、使わない手はないですよね。

実際に乗ってみると、車内はピカピカで冷房も快適。大きな窓から見える景色は、バスや車とはまったく違う視点で、オアフの街並みや山々を眺めることができます。「あ、こんなところに公園があったんだ」「この辺りは住宅街なんだな」なんて、新しい発見の連続でした。

もちろん、いいことばかりではありません。まだ全線開通していないので、ワイキキから直接乗れないのは少し不便。でも、渋滞を気にせず時間を正確に読めるメリットは、何物にも代えがたいもの。特に空港へのアクセスが改善されれば、ハワイ旅行のスタイルが根底から変わるはずです。まさに、ハワイの未来を感じさせてくれる乗り物、それがスカイラインなんです。

ハワイの風景

スカイラインで行く!オアフ島の新しい魅力発見スポット

「じゃあ、具体的にスカイラインでどこに行けるの?」そんな声が聞こえてきそうですね。大丈夫、お任せください!私が実際にスカイラインを使って巡った、とっておきのスポットをご紹介します。レンタカーがなくても、こんなに楽しめるんだ!って、きっと驚きますよ。

パールハーバー(真珠湾)

ハワイの歴史を語る上で欠かせない場所、パールハーバー。ここはぜひ一度は訪れてほしい場所です。今まではワイキキからだとバスで1時間以上かかったり、レンタカーの駐車場探しに苦労したりと、少しアクセスが大変でした。

でもスカイラインなら、「Halawa (Aloha Stadium) Station」で降りて、そこからTheBusに乗り換えるだけ。レンタカーの駐車場待ちの長い列を横目に、スムーズに到着できた時の優越感はたまりません(笑)。

アリゾナ記念館や戦艦ミズーリ記念館は、言葉を失うほどの迫力。特に、アリゾナ記念館へ渡るボートツアーは、必ずオンラインで事前予約しておくのが鉄則です。予約なしで行くと、何時間も待つか、最悪その日は見られないことも。歴史の重みを感じながら、平和の尊さを改めて考えさせられる、貴重な時間になるはずです。

ダウンタウン・ホノルル & チャイナタウン

ハワイの政治・経済の中心地でありながら、歴史的な建物が並ぶノスタルジックなエリア。スカイラインの「Downtown Station」や「Chinatown Station」で降りれば、そこはもう別世界です。

ハワイの風景

イオラニ宮殿の壮麗な姿に感動し、カメハメハ大王像の前で記念撮影するのはお約束。でも、私のおすすめは、そこから少し足を延ばしてチャイナタウンを散策すること。活気あふれる市場をのぞいたり、おしゃれなブティックやアートギャラリーを巡ったり。最近は美味しいベトナム料理や点心のお店も増えていて、ランチ場所に困ることはありません。

私が最近ハマっているのは、人気ベトナム料理店「The Pig and the Lady」でのランチ。少し並びますが、その価値は十分にありますよ!スカイラインを使えば、ワイキキの喧騒から離れて、こんな風にローカルな街歩きが気軽に楽しめるんです。

まだある!スカイライン沿線の穴場スポット

スカイラインの魅力は、有名な観光地だけではありません。途中下車してみると、もっとディープなハワイに出会えます。

例えば、「Halawa (Aloha Stadium) Station」で降りれば、週末に開催されるハワイ最大のフリーマーケット「アロハスタジアム・スワップミート」はすぐそこ。お土産物屋さんでは見つからないような、ユニークなハンドメイド雑貨やアロハシャツが、驚くような値段で手に入ることも。ローカルの人たちとの会話も楽しみの一つです。

さらに西へ向かえば、終点の「Kualakaʻi (East Kapolei) Station」周辺は、今まさに開発が進む新しい街。大型スーパーのターゲットやコストコ(ハワイではコスコと発音します)、人気ハンバーガーショップの「In-N-Out Burger」など、ローカルの生活を垣間見ることができるスポットがたくさん。レンタカーがないと行きにくかったエリアに、電車で気軽にアクセスできるようになったのは、本当に画期的です。

ハワイの風景

乗る前に知っておきたい!スカイラインを120%使いこなす裏ワザ

さて、スカイラインの魅力が伝わったところで、もっと賢く、快適に利用するためのコツを伝授しますね。これを知っているだけで、あなたのハワイでの移動がぐっとスムーズになりますよ。

先ほども少し触れましたが、「HOLOカード」はもはや必須アイテムです。ABCストアや一部のセブン-イレブン、駅の券売機で購入できます。最初にカード代として2ドルかかりますが、1日3ドルで乗り放題になるメリットを考えれば、絶対にお得です。

そして、最強の組み合わせが「スカイライン + TheBus」。HOLOカードを使えば、スカイラインを降りてから2.5時間以内なら、TheBusへの乗り換えがなんと無料(または差額のみ)! これを使いこなせば、駅から少し離れた場所へも自由自在。例えば、パールハーバーへのアクセスもこの乗り換えテクニックが活躍します。

安全対策も万全で、各駅には係員が常駐し、監視カメラも多数設置されています。車内もクリーンで、安心して乗車できますよ。ただ、夜7時で運行が終わってしまうので、ディナーの後の移動には使えない点だけは覚えておきましょう。夜はUberやLyft、タクシーなどを利用するのが賢明です。

Skylineは万能じゃない?目的別・オアフ島移動手段の使い分け術

ここまでスカイラインを絶賛してきましたが、「じゃあ、もうレンタカーは要らないの?」と聞かれると、答えは「NO」です。大切なのは、それぞれの移動手段の長所と短所を知って、賢く使い分けること

ハワイの風景

例えば、こんな風に考えてみてください。

  • スカイライン:空港からアラモアナ(将来的には)、ダウンタウン、パールハーバーなど、渋滞が激しいエリアへの移動や、西オアフへのアクセスに最強。時間を正確に読みたい時に。
  • TheBus:オアフ島をくまなく網羅する庶民の足。時間はかかるけど、どこへでも行けるのが魅力。ローカル気分を味わいたい時に。
  • ワイキキ・トロリー:ワイキキ周辺の主要観光スポットを効率よく巡るなら、やっぱり便利。乗り降り自由なパスは、初めてのハワイ旅行なら特に重宝します。
  • レンタカー:ノースショアの美しい海岸線をドライブしたり、東海岸のカイルアやラニカイビーチへ行ったり…。自由気ままに、自分たちだけのペースで島を巡りたいなら、レンタカーに勝るものはありません。
  • ライドシェア(Uber/Lyft):レストランでのディナー後や、荷物が多い時、急いでいる時にピンポイントで使うのが賢い選択。

私の最近のスタイルは、空港からホテルまではスカイラインとバスを使い、滞在中に1日だけレンタカーを借りて遠出する、というハイブリッド型。こうすることで、交通費をぐっと抑えつつ、行動範囲も広げられるんです。ぜひ、あなたの旅のスタイルに合った組み合わせを見つけてみてください。

まとめ:スカイラインを乗りこなして、あなただけの最高のハワイ旅行を!

ここまで読んでいただき、ありがとうございます!ハワイの新しい風、スカイラインの魅力、伝わったでしょうか?

最初は「電車なんて…」と思っていた私自身が、今ではすっかりその虜です。渋滞のイライラから解放され、時間とお金を節約し、今まで知らなかったオアフ島の顔に出会える。スカイラインは、私たちのハワイ旅行に、そんな素晴らしいギフトを届けてくれました。

もちろん、まだ発展途上の交通システムです。ワイキキに駅がないなど、不便な点も残っています。でも、それを補って余りあるほどの可能性を秘めていると、私は感じています。

ハワイの風景

この記事が、あなたの「ハワイ 最新情報ブログ」探しの答えの一つになれたなら、こんなに嬉しいことはありません。さあ、HOLOカードを片手に、スカイラインの窓から見える新しいハワイの景色を楽しみに出かけませんか?

きっと、忘れられない最高の思い出が、あなたを待っていますよ! Mahalo!

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