ハワイで加熱式たばこは吸える?IQOS・プルーム愛用者が知るべき全情報【2024年版】
アロハ!ハワイの青い空の下、ホテルのラナイ(ベランダ)で飲む淹れたてのコーヒーと、お気に入りの加熱式たばこで迎える朝…。考えただけで、最高のバケーションが目に浮かびますよね。
喫煙者にとって、旅先での一服は最高のリラックスタイム。でも、ちょっと待ってください!その「いつもの一服」、ハワイでは思わぬトラブルの原因になってしまうかもしれません。
何を隠そう、私自身もハワイに移住したての頃、ワイキキビーチの端っこなら大丈夫かな…なんて甘い考えでIQOSを取り出し、周りの旅行者やローカルからの冷たーい視線にハッとした苦い経験があるんです。「知らなかった」では済まされない、ハワイならではのルールがあるんですよね。
この記事を読んでくれているあなたは、きっと「ハワイ 加熱式たばこ」と検索して、リアルな情報を探しに来てくれたはず。そんなあなたのために、ネットの一般論だけではわからない、旅行者が本当に知りたいポイントを、私の体験談をたっぷり交えながら全部お話しします!
日本でおなじみのIQOS(アイコス)、Ploom(プルーム)、glo(グロー)はハワイでどう扱われるのか?どこで吸えて、どこで買えるのか?この記事を読めば、あなたのハワイ旅行はもっと快適で、もっと楽しいものになるはず。さあ、一緒にハワイでの一服を最高のものにする準備を始めましょう!

まず知っておきたい!ハワイの加熱式たばこ「基本のキ」
ハワイのたばこ事情で、まず最初に頭に入れておいてほしい、とても大切なことがあります。それは、日本では区別されがちな「紙巻きタバコ」「加熱式たばこ」「電子タバコ(VAPE)」が、ハワイでは基本的にすべて同じ「たばこ製品」として扱われる、ということです。
「加熱式は煙もニオイも少ないから大丈夫」という認識は、残念ながらハワイでは通用しません。これらはすべて「E-Cigarettes」や「Vaping Products」として、紙巻きタバコとほぼ同じ厳しいルールの対象になるんです。
ハワイ州の法律「Healthy Air & Workplaces Law」では、公共の場所での喫煙が厳しく制限されています。具体的には…
- ビーチや公園
- レストランやバーの屋内
- ショッピングセンター
- バス停や公共交通機関
- 建物の出入り口から20フィート(約6メートル)以内
これらの場所での喫煙(加熱式たばこを含む)は、全面的に禁止されています。もし違反が見つかると、初回でも$100、再犯だと最大$500の罰金が科される可能性も。せっかくの旅行で、そんな悲しい出費は避けたいですよね。
また、ハワイ州では21歳未満へのたばこ製品の販売・提供は法律で固く禁じられています。ID(パスポートなど)の提示を求められることも多いので、購入する際は必ず携帯しておきましょう。

日本から持ち込む?飛行機と税関の落とし穴
いつも使っているお気に入りのデバイスは、やっぱり日本から持って行きたいですよね。でも、ここに意外な落とし穴が潜んでいます。
一番気をつけたいのが、飛行機への持ち込みルール。加熱式たばこのデバイス本体は、リチウムイオン電池を内蔵した「電子機器」扱いになります。そのため、絶対に預け荷物(スーツケース)には入れず、必ず手荷物として機内に持ち込んでください。
以前、私の友人がうっかりデバイスをスーツケースに入れてしまい、保安検査場で呼び出されて冷や汗をかいた、なんて話も聞きました。これは航空会社のルールで、万が一のバッテリー発火を防ぐための重要な決まりごとなんです。
税関での申告については、個人的に楽しむ範囲の量(目安として1カートン程度)であれば、特に申告する必要はないことがほとんどです。もし税関職員に質問されたら、「For personal use.(個人使用です)」と笑顔で答えれば大丈夫ですよ。
そして、もう一つ。ハワイの強い日差しと高温には要注意!ビーチに置きっぱなしのバッグや、炎天下のレンタカーの中にデバイスやスティックを放置するのは絶対にやめましょう。バッテリーの劣化や故障の原因になりますからね。

忘れても大丈夫!ハワイで加熱式たばこはどこで買える?
「スティックが足りなくなった!」「デバイスを日本に忘れてきた!」なんて時も、慌てなくて大丈夫。ハワイでも加熱式たばこは購入できます。
一番手軽なのは、ワイキキの至る所にある「ABCストア」。カラカウア通りを歩けば、数分おきに見つかるコンビニです。ここではIQOSイルマ用のテリアスティックなどが売られているのをよく見かけます。価格は少し割高で、スティック1箱が$15前後、デバイス本体は$80くらいが目安。為替レートにもよりますが、日本より高くつくことは覚悟しておきましょう。
もう少し品揃えを期待するなら、「Longs Drugs」のようなドラッグストアや、専門の「Vape Shop(ベイプショップ)」を覗いてみるのがおすすめです。特にVape Shopなら、日本では見かけないようなフレーバーのリキッドや最新デバイスに出会えることもあって、見て回るだけでも楽しいですよ。
ただし、一つ注意点が。ハワイでは2019年から、フルーツやミントなど、香り付きのニコチン入り電子タバコ用カートリッジの販売が禁止されています。そのため、現地で手に入るフレーバー付きのものは、基本的にニコチンフリーが主流です。IQOS用のタバスコティックは今のところ対象外のようですが、ルールは変わりやすいので、最新情報をチェックする癖をつけると安心です。
【最重要】結局どこで吸えるの?喫煙OKな場所探し徹底ガイド
さて、ここが一番知りたいところですよね。厳しいルールの中でも、喫煙者が心からリラックスできる場所はちゃんとあります!

最も確実で快適なのが、ホテルの「指定喫煙エリア(Designated Smoking Area)」です。多くのホテルでは、屋外の気持ち良い場所に喫煙スペースを設けてくれています。
例えば、ワイキキの有名ホテルだと…
- シェラトン・ワイキキ:海沿いのプールバー「ラムファイヤー」の近くに、ダイヤモンドヘッドを望める最高のロケーションの喫煙エリアがあります。サンセットタイムは格別ですよ!
- ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ:広大な敷地内に数カ所の喫煙所が点在しています。緑豊かな庭園の一角など、散策しながら探すのも楽しいかもしれません。
- アウトリガー・リーフ・ワイキキ・ビーチ・リゾート:ビーチに面した開放的なエリアに喫煙スペースがあり、ハワイの風をダイレクトに感じられます。
ホテルする際は、「喫煙可の部屋」を探すのではなく、「指定喫煙エリアの有無」を公式サイトや予約サイトの設備情報で確認するのが賢い方法です。
レストランやバーの場合は、テラス席があっても禁煙の場所がほとんど。でも、諦めるのはまだ早いです。入店時に「Do you have a smoking area?」と気軽に聞いてみましょう。お店によっては、少し離れた場所に灰皿を置いてくれることもあります。
逆に、先ほども触れましたが、ビーチや公園、メインストリートの路上での喫煙は絶対にNG。「誰も見ていないから」という油断が、楽しい旅行の思い出を台無しにしてしまいます。美しいハワイを守る旅行者の一員として、スマートな行動を心がけたいですね。

まとめ:ルールを守って、最高のハワイ時間を!
ハワイの加熱式たばこ事情、いかがでしたか?「なんだかルールが厳しくて面倒だな…」と感じてしまったかもしれませんね。でも、大丈夫です。
今回お話ししたポイントさえ押さえておけば、トラブルを避けて、ハワイでのリラックスタイムを心から満喫できます。持ち込みのルールを守り、吸う場所をしっかり確認する。たったこれだけのことで、あなたの不安は解消されるはずです。
決められた場所で、ハワイの心地よい風を感じながら味わう一服は、日本で過ごす日常とはまた違った、忘れられない格別の美味しさがあります。それは、ルールを守った人だけが味わえる、特別なご褒美みたいなもの。
この記事が、あなたのハワイ旅行を最高にハッピーなものにする、小さなお守りになりますように。それでは、素敵な旅を!
Mahalo!
