ハワイでサーフィンしたい日本人へ。夢を叶える、とっておきの話
「いつかハワイでサーフィンしてみたい…」
キラキラしたハワイの海を思い浮かべながら、そんな風に思ったことはありませんか?その気持ち、すっごくよく分かります。なぜなら、僕自身もその一人だったから。初めてワイキキの波に乗れた日の感動は、今でも胸を熱くします。
こんにちは!ハワイの波に恋をして、気づけば移住までしてしまったサーフィン好きのブロガーです。これまで数えきれないほどハワイの波に乗り、たくさんの日本人サーファー仲間と出会ってきました。この記事は、僕のそんな経験をギュッと詰め込んだ、いわば「ハワイ サーフィン ガイド 日本人」のための完全保存版です。
「英語が苦手だし…」「道具は何を揃えれば?」「そもそも運動神経に自信がない…」大丈夫。そんな不安、一つひとつ一緒に解消していきましょう。この記事を読み終える頃には、ハワイの海へ飛び込むワクワクで胸がいっぱいになっているはず。さあ、あなたの物語の新しいページを、ここハワイで開きませんか?
ハワイの波が、あなたを待っている理由
ハワイの魅力って、本当に一言では語り尽くせません。世界中のサーファーが憧れるノースショアのダイナミックな波から、ワイキキビーチの優しく穏やかな波まで、まるで「どんなレベルの人も歓迎だよ!」と言ってくれているような多様性があるんです。

僕のハワイサーフィンデビューも、ワイキキでした。最初はボードの上に立つことすらできなくて、何度も海水を飲んで(笑)。でも、現地のインストラクターが本当に陽気で、「No worry! Just feel the ALOHA!」なんて言いながら、根気強く教えてくれたんです。
そして、ついに自分の力で波をキャッチして、すーっと岸まで滑りきれた瞬間…。あの爽快感と、世界がキラキラして見えた感覚は、一生忘れられません。あれが、僕の人生を変えた瞬間でした。
サーフィンが全くの初めてでも、心配は無用です。ワイキキには日本語が通じるサーフスクールがたくさんありますし、初心者向けのロングボードも気軽にレンタルできます。まずはワイキキの「クヒオビーチ」あたりで、波と友達になることから始めてみましょう。きっと、最高の体験があなたを待っていますよ。
波と友達になろう!ハワイの波、基本の「キ」
ハワイの波って、本当に表情豊かで奥が深いんです。初めてノースショアの巨大な波のトンネル「パイプライン」を見た時は、その圧倒的なパワーと美しさに、ただただ息を呑みました。波は、まるで生き物。その日のご機嫌をうかがうように、波の種類を知ることは、サーフィンを楽しむための第一歩です。
ちょっとだけ専門的な話をすると、ハワイには大きく分けて2種類の波があります。

一つは「リーフブレイク」。海底がサンゴ礁(リーフ)になっている場所で割れる波のこと。波の形が崩れにくくパワフルなので、中〜上級者に人気です。ノースショアの有名なポイントは、ほとんどがこれ。ただし、海底がゴツゴツした岩やサンゴなので、初心者のうちは近づかない方が賢明です。ちょっと気難しいけど、仲良くなれたら最高の波をくれる、そんな存在ですね。
そしてもう一つが「ビーチブレイク」。こちらは海底が砂浜で、初心者にとって最高の練習場所。ワイキキビーチがまさにそれで、万が一転んでも比較的安全なのが嬉しいポイント。いつでも笑顔で迎えてくれる、優しい幼なじみのような波です。
波のコンディションは、風やうねりの向き、潮の満ち引きで刻一刻と変わります。難しく考えすぎず、まずはスクールの先生やローカルに「今日の波はどう?」と聞いてみるのが一番。海との対話を楽しむ気持ちで、波と向き合ってみてくださいね。
【レベル別】日本人サーファーにおすすめ!とっておきのサーフスポット
さあ、いよいよ実践編!僕が実際に通って、「ここは間違いない!」と心からおすすめできるサーフスポットを、あなたのレベルに合わせてご紹介しますね。
【初心者向け】サーフィンデビューの聖地「ワイキキビーチ」
やっぱり最初はここ、ワイキキビーチ。特にデューク・カハナモク像の近くにある「クヒオビーチ」は、波がとてもメロー(穏やか)で、遠浅なので安心して練習できます。僕が初めてボードに立てたのも、この場所でした。

週末は観光客やローカルで少し混み合いますが、狙い目は早朝。まだ街が静かな時間に、ダイヤモンドヘッドから昇る朝日を浴びながら波に乗るのは、本当に贅沢な体験ですよ。たくさんのスクールがレッスンを開いているので、活気があって心強いはずです。
【中級者向け】ワイキキを卒業したら「ダイヤモンドヘッド」
ワイキキの波に慣れてきたら、少し足を延ばしてダイヤモンドヘッド・クリフスに行ってみましょう。ワイキキから歩いても行ける距離なのに、ぐっと波のサイズとパワーが上がります。リーフブレイクなので少し注意が必要ですが、ワイキキよりも長く乗れる(ロングライドできる)綺麗な波が魅力。ローカルサーファーも多いので、ルールとマナーを守って、静かに波を待ちましょう。
【上級者向け】憧れの「ノースショア」
サーファーなら誰もが一度は夢見る聖地、ノースショア。冬(11月〜2月頃)になると、世界中からプロサーファーが集結します。サンセットビーチ、エフカイビーチ(パイプライン)など、伝説的なポイントが連なりますが、その波はまさにモンスター級。自分のスキルを過信せず、まずは海を見るだけでもその価値はあります。夏場は波が穏やかになるので、中級者でも楽しめる日がありますよ。
失敗しない!あなたのためのスクール&ガイド選び
ハワイでのサーフィンデビュー、最高の思い出にするためには、スクールやガイド選びがとっても重要。僕も最初は右も左も分からず、ネットの情報を片っ端から調べたものです。
初心者のあなたは、まず「サーフスクール」に入りましょう。メリットは、何と言っても安全に、楽しく、上達への近道を示してくれること。選ぶ時のポイントは3つです。

- 日本語が通じるか:やっぱり母国語で教えてもらえる安心感は絶大です。細かいニュアンスや安全に関わる指示が正確に伝わります。
- 少人数制か:大人数のレッスンだと、一人ひとりを見てもらえる時間が短くなりがち。できればインストラクター1人に対して生徒3人くらいまでのスクールが理想です。
- 保険や送迎が含まれているか:料金だけでなく、サービス内容もしっかり確認しましょう。ワイキキのホテルまで送迎してくれると、とっても楽ちんです。
僕の友人が利用して大絶賛だったのは「Go Pro Hawaii」。日本人インストラクターの丁寧な指導で、1日で立てるようになったと喜んでいましたよ。
ある程度経験があるなら、「サーフガイド」を頼むのもアリ。その日のベストコンディションのポイントへ連れて行ってくれ、ローカルしか知らない穴場を教えてくれることも。ただし、これは信頼できる人を選ぶのが絶対条件。口コミをしっかりチェックして、あなたのレベルに真摯に向き合ってくれるガイドを見つけてくださいね。
これさえあれば完璧!ハワイサーフィン持ち物リスト
「ハワイだから水着だけでOK?」なんて思っていたら大間違い!強烈な日差しと、意外と冷たい水温から身を守るために、準備は万全にしていきましょう。僕も最初の頃、日焼けをなめてかかって、背中が真っ赤に腫れ上がった苦い経験があります(笑)。
日本から持っていくべきもの
- 水着:サーフィン用のズレにくいものがおすすめ。
- 日焼け止め:使い慣れたものが一番。ただし、ハワイの紫外線は日本の比ではないので、SPF50+、PA++++はマストです。
- ラッシュガード:日焼け&擦り傷防止の必須アイテム。長袖が安心です。
- ビーチサンダル:砂浜が熱いので忘れずに。
ハワイで調達するもの(レンタルでもOK)
- サーフボード:初心者は浮力のある8フィート以上の「ロングボード」か「ファンボード」をレンタルしましょう。ワイキキには日本語OKのレンタルショップもたくさんあります。
- リーフセーフの日焼け止め:ハワイではサンゴ礁を守るため、特定の化学物質を含まない「リーフセーフ」の日焼け止めが推奨されています。ABCストアなどでも手軽に買えるので、海に入る前はぜひこちらを塗りましょう。
- ウェットスーツ(タッパー):季節や時間帯によっては水が冷たく感じます。上半身だけの「タッパー」があると体温低下を防げて快適ですよ。
- 防水バッグ:スマホや鍵など、濡らしたくないものを入れるのに便利です。
GoProなどのアクションカメラがあれば、波に乗る最高の瞬間を映像に残せます。後から見返すと、楽しかった記憶が鮮明に蘇りますよ!
一番大事な話。ハワイの海と、リスペクトを込めて付き合う方法
ハワイの海は、最高の遊び相手であると同時に、畏敬の念を抱くべき大自然でもあります。安全に楽しむために、これだけは絶対に心に留めておいてください。

それは、ローカルルールとマナーを守り、海へのリスペクトを忘れないこと。
サーフィンには暗黙のルールがあります。特に大事なのが「ワンマン・ワンウェーブ」。一つの波には、基本的に一人しか乗ってはいけません。波のピーク(一番高い場所)に最も近いサーファーが優先です。他の人の邪魔をする「前乗り(ドロップイン)」は、最も嫌われる行為なので絶対にやめましょう。
最初は見分けがつかないかもしれませんが、周りのサーファーの動きをよく見て、「次は自分かな?」と譲り合いの気持ちを持つことが大切。挨拶代わりに笑顔で「アロハ!」と声をかけるだけでも、場の空気は和やかになります。
また、サメやクラゲといった危険生物のリスクもゼロではありません。ライフガードがいるビーチを選び、彼らの指示には必ず従ってください。そして、沖に流される強い流れ「カレント(離岸流)」には要注意。もし流されても、慌てて岸に向かって泳がず、岸と平行に泳いで流れから脱出するのが鉄則です。万が一に備え、海外旅行保険への加入も強くおすすめします。
波乗りの後は、最高のご褒美を!ローカルが愛するグルメ&癒しスポット
思いっきりサーフィンを楽しんだ後は、お腹がペコペコのはず!疲れた体に染み渡る、ハワイの絶品グルメと癒しスポットをご紹介しますね。

僕のお気に入りは、サーフィン後に食べるひんやり甘い「アサイーボウル」。ワイキキなら「アイランド・ヴィンテージ・コーヒー」が定番ですが、少し足を延ばしてダイヤモンドヘッドの麓にある「ボガーツカフェ」のアサイーも絶品です!
ガッツリ食べたいなら、プレートランチは外せません。ノースショアしたなら、ハレイワの街にある「ジョバンニ」のガーリックシュリンプは必食!行列必至ですが、並んで食べる価値アリです。
サーフィンで疲れた体を癒すなら、カイルアビーチでのんびり過ごすのが最高。全米No.1に選ばれたこともある真っ白な砂浜と、エメラルドグリーンの海を眺めているだけで、心からリラックスできます。カイルアタウンにある「ブーツ&キモズ」のマカダミアナッツソース・パンケーキをテイクアウトして、ビーチで食べるのも最高の贅沢ですよ。
まとめ:さあ、次はあなたの番!ハワイの波が待っている
ここまで、僕の経験を元にした「ハワイ サーフィン ガイド 日本人」として、知っておいてほしいことを全部お伝えしてきました。基礎知識からスポット、安全対策、そしてサーフィン後の楽しみまで、イメージは膨らみましたか?
最後によく聞かれる質問をまとめておきますね。

Q. 本当の初心者です。どこで練習するのがベスト?
A. 間違いなくワイキキビーチです。特に「クヒオビーチ」は波が穏やかで、足もつく深さなので安心。日本語OKのスクールもここに集中しています。
Q. ベストシーズンはいつ?
A. 目的によります!初心者が穏やかな波で練習したいなら、断然、夏(5月〜9月)がおすすめ。逆に、上級者がノースショアのビッグウェーブに挑戦したいなら、冬(11月〜2月)です。
ハワイの波に乗るという体験は、きっとあなたの人生にとって、忘れられない宝物になります。青い海、暖かい太陽、そしてアロハスピリット溢れる人々。サーフィンを通して、ハワイの本当の魅力に触れることができるはずです。
完璧な準備なんていりません。一番大切なのは「やってみたい」というその気持ち。さあ、ボードを持って、海へ飛び出しましょう。ハワイで最高のサーフィン体験を! あなたの挑戦を、心から応援しています!