ハワイの朝が変わる！モーニンググラスコーヒー完全ガイド｜ローカルが愛する理由と楽しみ方のすべて
ねえ、ハワイでの朝ごはん、どこに行くかもう決めていますか？「せっかくなら、最高に気持ちのいい朝を迎えたい！」「ガイドブックに載っている有名店もいいけど、もっと”リアルなハワイ”を感じられる場所はないかな？」そんな風に思っているなら、ぜひ聞いてほしいカフェの話があります。
その名は「モーニンググラス・コーヒー」。もしかしたら、名前だけは聞いたことがあるかもしれません。でも、もしあなたが「どうせオシャレなだけのカフェでしょ？」なんて思っていたとしたら…かつての私と、まったく同じです。
私とモーニンググラスの出会いは、数年前にさかのぼります。ハワイ通の友人から「あそこのアボカドトーストは人生変わるよ！」と熱烈に勧められたのがきっかけでした。正直、大げさだなぁと半信半疑で訪れたカイムキのお店。でも、そこで味わった一杯のコーヒーと、ひと皿のトーストが、私のハワイ観をガラリと変えてしまったんです。
この記事では、単なるお店紹介では終わりません。なぜモーニンググラスが、ただのカフェではなく、ハワイのローカルたちに深く愛され、旅行者たちの心を掴んで離さないのか。その秘密と、あなたが訪れたときに120%楽しむための具体的な方法を、私の体験を交えながら、心を込めてお話しします。この記事を読み終える頃には、きっとあなたの次のハワイ旅行の計画に、モーニンググラスがしっかりと書き込まれているはずですよ！
なぜ「ただのカフェ」じゃないの？モーニンググラスがハワイで愛される本当の理由
ハワイには、星の数ほどカフェがあります。オーシャンビューの素敵なカフェ、パンケーキなカフェ…。その中で、なぜモーニンググラスは特別な存在なのでしょうか。
それは、ここが単にコーヒーを飲む場所ではなく、ローカルと旅行者が自然に交わる「コミュニティ・ハブ」になっているから。朝早くから、犬の散歩途中に立ち寄る人、パソコンを開いて仕事をする人、友人とおしゃべりに花を咲かせる地元の人々で溢れています。その活気ある空気の中にいると、まるで自分もハワイの日常に溶け込んだような、不思議な心地よさを感じられるんです。
もちろん、人気の理由は雰囲気だけじゃありません。提供されるものすべてに対する、まっすぐで正直なこだわり。それが、一口食べれば、一口飲めば、誰にでも伝わってくるからです。
週末にもなれば、お店の前にはいつも行列ができています。でも、それは不便さではなく、多くの人に愛されている何よりの証拠。その待ち時間さえも、ハワイの風を感じながら「何を頼もうかな？」と考える、ワクワクする時間の一部になるはずです。
一杯のコーヒーに込められた物語
モーニンググラスの扉を開けると、まずあなたを包み込むのは、豊かで香ばしいコーヒーの香り。この香りの正体は、彼らのコーヒーへの並々ならぬ情熱そのものです。
ここのコーヒーは、ただ「美味しい」だけじゃないんです。世界中から厳選された、その時期に一番美味しいシングルオリジン（単一農園）の豆を、それぞれの個性が最大限に輝くように、店内で丁寧に焙煎しています。
カウンターに立つと、バリスタが一杯一杯、愛情を込めてハンドドリップで淹れてくれる姿が目に入ります。その真剣な眼差しと手際の良さは、まさに職人技。メニューには豆の産地やフレーバーの特徴が細かく書かれていて、まるでワインを選ぶように、その日の気分でコーヒーを選ぶ楽しみがあります。
「今日のコナは、少しベリー系の酸味が爽やかですよ」なんて、フレンドリーなスタッフが教えてくれることも。そんな会話から、自分だけのお気に入りの一杯を見つけるのも、モーニンググラスならではの醍醐味です。
そして、コーヒーのお供に忘れてはならないのがフードメニュー。特に有名なのは、衝撃的においしいアボカドトースト。カリッと焼かれた厚切りのパンに、フレッシュなアボカドがたっぷり。絶妙な塩加減とスパイスが、コーヒーとの相性抜群で、思わず「うまっ！」と声が漏れてしまうほど。この一皿を食べるためだけに、ハワイに来る価値がある。私は本気でそう思っています。
気に入ったコーヒー豆は、もちろん購入可能。「あの感動を、日本に持ち帰る」。これって、最高に素敵なお土産だと思いませんか？
あなたはどっち派？カイムキ店 vs カカアコ店 徹底比較
現在、モーニンググラスはオアフ島に2店舗あります。どちらも最高に魅力的ですが、雰囲気が少し違うんです。あなたの旅のスタイルに合わせて選んでみてくださいね。
【カイムキ店】緑に囲まれた元祖の店で、ハワイの日常に触れる
Morning Glass Coffee + Cafe
2955 E Manoa Rd, Honolulu (※編集部注: 元々のマノア店から現在はカイムキに移転)
現住所: 3531 Waialae Ave #102, Honolulu, HI 96816
カイムキの住宅街にひっそりと佇むこちらが、多くのローカルに愛されるお店。緑豊かなパティオ席（テラス席）は、まるで誰かの家の裏庭に招かれたような、温かくリラックスした空気が流れています。
ここは、ハワイの”日常”に溶け込みたいなら、絶対に訪れてほしい場所。読書をしたり、ただぼーっとコーヒーを飲んだり。ゆったりと流れる時間の中で、本当のハワイの心地よさを感じられるはずです。フードメニューも充実しているので、ブランチを楽しむのに最適ですよ。
【カカアコ店】アートな街で、ハワイの”今”を感じる
Morning Glass Coffee
住所: 660 Ala Moana Blvd #100, Honolulu, HI 96813
ウォールアートで有名なカカアコ地区、複合施設「SALT」の一角にあるのがこちらの店舗。カイムキ店とは対照的に、モダンで洗練されたインダストリアルなデザインが特徴です。
周辺のクリエイティブな雰囲気と見事に調和していて、まさにハワイの”今”を感じたいクリエイティブなあなたへぴったりの場所。カカアコのアート巡りのスタートに、あるいは歩き疲れた後の休憩に、最高の一杯があなたを待っています。こちらはコーヒーとペイストリーが中心なので、気軽に立ち寄りやすいのも魅力です。
モーニンググラスを120%楽しむ！知っておきたい裏ワザとヒント
せっかく行くなら、最高の体験をしたいですよね。私がいつも実践している、モーニンググラスを満喫するための小さなコツを、こっそりお教えします！
ベストな時間帯は？
「早起きは三文の徳」は本当です！特に週末は混み合うので、狙い目は平日のオープン直後（7時台）。ローカルの人たちに混じって、清々しい一日の始まりを感じられます。もし朝が苦手なら、ランチのピークを過ぎた13時頃も、少し落ち着いていておすすめです。
何を頼む？注文のコツ
初めてなら、まずはアボカドトーストとコーヒーを。でも、それだけじゃないんです！レジ横のショーケースをよく見てください。そこには、日替わりのスコーンやマフィン、クッキーがずらり。レジ横のショーケースはまさに宝箱なんです。特にスコーンは絶品で、外はサクッ、中はしっとり。コーヒーとの相性も抜群ですよ。
コーヒーは、まずは”Today's Brew”（本日のコーヒー）をチェックしてみて。その日一番のおすすめを手軽に味わえます。もし好みを伝えたければ「Fruity or Nutty?（フルーティーな感じ？ナッツみたいな香ばしい感じ？）」なんて聞いてみるのも楽しいですよ。
服装と持ち物
服装はリラックスできるカジュアルなものでOK。ただし、店内は冷房が効いていることが多いので、薄手のカーディガンやシャツなど、羽織るものが一枚あると本当に重宝します。コーヒー豆やペイストリーを買う予定なら、エコバッグもお忘れなく。
これで安心！モーニンググラスQ&A
最後に、よく聞かれる質問にサクッとお答えしますね。
Q. 予約はできる？
A. うーん、残念ながら予約は受け付けていないんです。でも、だからこそ、その場で生まれる出会いや空気感が楽しいんですよ。行列ができていたら、それは「美味しい」のサイン！ワクワクしながら待ってみてください。
Q. クレジットカードは使える？
A. はい、使えます！VISA、Mastercardなど主要なカードは問題ありません。もちろん現金もOKです。
Q. Wi-Fiはある？
A. いいえ、Wi-Fiはないんです。でも、私はこれがモーニンググラスの魅力の一つだと思っています。あえてスマホを置いて、目の前の時間と向き合う贅沢。コーヒーの香りや、周りの人々の楽しそうな声に耳を澄ませてみてください。きっと、いつもより豊かな時間が過ごせるはずです。
Q. 駐車場は？
A. 専用の駐車場はありません。カイムキ店は路上パーキング、カカアコ店は「SALT」の有料駐車場を利用するのが一般的です。少し時間に余裕を持って向かうのがおすすめです。
まとめ：最高の朝が、最高のハワイ旅行を作る
ここまで読んでくれて、ありがとうございます。モーニンググラスの魅力、少しは伝わったでしょうか？
このカフェは、私にとって単なる朝食スポットではありません。ハワイの太陽、風、そして人々の温かさを肌で感じられる、いわば「ハワイの日常への扉」のような場所。美味しいコーヒーと食事はもちろん、そこで過ごす時間そのものが、旅の忘れられない思い出になります。
カイムキの緑の中でゆったり過ごす朝も、カカアコのアートな空気の中で過ごす朝も、どちらもあなたにとって特別な時間になるはずです。
次のハワイ旅行では、ぜひ少しだけ早起きしてみてください。そして、モーニンググラスの扉を開けてみてくださいね。
あなたのハワイ旅行が、忘れられない最高の朝で始まりますように。
