ハワイ出国の食べ物、どうする?【完全ガイド】最後の最後まで「美味しい」を味わい尽くす!
「あー、楽しかったハワイ旅行も、もう終わりか…。」
スーツケースのパッキングは完璧。でも、あなたの心とお腹には、まだハワイの思い出を詰め込むスペースが残っていませんか?帰りの飛行機に乗る直前、名残惜しい気持ちと「最後の最後までハワイを満喫したい!」という想いが交錯する、あの瞬間。
「ハワイ 出国 食べ物」で検索してたどり着いたあなたへ。この記事は、そんなあなたのための「食べ納め」完全ガイドです。空港へ向かう前のラストごはんから、空港での賢い過ごし方、お土産の選び方、そして意外と知らない食べ物の持ち帰りルールまで。
ハワイ在住歴のある私が、たくさんの失敗と成功(主に食いしん坊としての)を重ねて見つけた、とっておきの情報だけを詰め込みました。この記事を読み終える頃には、帰国日の不安は消え、「最高の締めくくりができそう!」とワクワクしているはず。さあ、一緒にハワイの「美味しい」を味わい尽くす旅の、最終章を始めましょう!
【出発当日】空港に行く前に。最後の「ハワイの味」を食べ納め!
帰国日の朝。フライトの時間から逆算して、最後の食事をどこで、何にするか考えるのは、旅の大きな楽しみの一つですよね。私がいつも心がけているのは、「時間に余裕を持って、心から満足できる一皿を選ぶ」こと。

例えば、朝早いフライトなら、ワイキキの「Eggs 'n Things」でふわっふわのパンケーキを。朝7時から開いているので、朝日を浴びながらハワイの定番朝食で締めくくるのは、最高の贅沢です。山盛りのホイップクリームと熱々のコーヒーが、旅の思い出を甘く彩ってくれますよ。
もう少しローカルな味を求めるなら、カパフル通りにある「Leonard's Bakery」のマラサダは絶対に外せません。揚げたての、外はカリッ、中はふわふわのドーナツ。プレーンも最高ですが、カスタードやハウピア(ココナッツ)クリーム入りも絶品!いくつか買って、空港へ向かう車の中で頬張るのも、また一興です。
実は私、以前友人と「あれもこれも食べたい!」と欲張った結果、一番食べたかったノースショアを食べ損ねて帰国した苦い経験があるんです…。あの時の後悔といったら!だからこそ、「これだけは絶対に食べる!」という一品を決めておくことが、後悔しないための秘訣です。プレートランチやポケ丼など、最後までハワイのソウルフードを堪能してくださいね。
【ホノルル空港】搭乗直前まで楽しめる!空港グルメ&お土産ハント
いよいよ、ダニエル・K・イノウエ国際空港(HNL)へ。でも、チェックインを済ませたからといって、ハワイの楽しみは終わりじゃありません。実は、ここの空港、食いしん坊にとっては最後の楽園なんです。
ポイントは、「出国審査の前」と「後」で、楽しみ方を使い分けること。

出国審査前なら、時間に余裕を持って食事ができます。ターミナル2にある「ウルフギャング・パック・エクスプレス」のピザは、ちゃんとした窯で焼いていて、空港クオリティと侮れません。ちょっと贅沢な気分で、旅を振り返るのにぴったりです。
そして、出国審査を終えたゲートエリア。ここからが本番です!搭乗ゲート近くには、意外と魅力的なお店がたくさんあります。私のお気に入りは、ローカルフードが楽しめる「The Local @ HNL」。ここでは、最後の最後までアヒポケやカルアピッグといったハワイアンフードが味わえます。ビールを片手に、飛び立つ飛行機を眺めながら過ごす時間は、格別ですよ。
時間がない時は、スタバでハワイ限定デザインのタンブラーをチェックしたり、軽食スタンドでサンドイッチを買うのも良いでしょう。最後の最後まで、ハワイの空気を満喫しましょう!
空港でのお土産選び、賢く立ち回るコツ
「あ!あのお土産、買い忘れた!」なんて時も、空港なら大丈夫。でも、賢く選ぶのがポイントです。
定番の「ホノルル・クッキー・カンパニー」や「ビッグアイランド・キャンディーズ」は、街中のお店と品揃えも価格もほぼ同じ。買い忘れた分を補充するには最適です。私もよく、ここで最後のバラマキ用お土産を買い足します(笑)。

免税店(DFS)で狙うべきは、やっぱりお酒や化粧品、そして高級チョコレート。特にコナコーヒーは、免税価格で質の良いものが手に入るのでおすすめです。自宅に帰ってから、このコーヒーを淹れるたびに、ハワイの風を思い出せるんです。
ただし、注意したいのがジャムやハチミツなどの瓶詰め。液体物の制限に引っかからないよう、サイズをしっかり確認してくださいね。以前、大好きなリリコイ(パッションフルーツ)バターの大きな瓶を泣く泣く手放したことがあるので…皆さんは気をつけて!
【飛行機の中】ハワイの余韻に浸る、機内持ち込みOK/NGリスト
さあ、いよいよ搭乗。でも、手荷物検査で「これ、持ち込めません」なんて言われたら、せっかくの楽しい気分も台無しですよね。ここで、食べ物の持ち込みルールをしっかりおさらいしておきましょう。
基本的には、クッキーやチョコレート、個包装されたパンやスナック菓子は問題なく持ち込めます。空港で買ったマラサダもOK。ただし、匂いが強いものは、周りの方への配慮を忘れずに。ジップロックなどに入れておくと安心です。
一番注意したいのは、液体やジェル状のものです。プリンやヨーグルト、瓶詰めのソースなどもこれに該当します。これらは、100ml(g)以下の容器に入れ、合計1リットル以下のジッパー付き透明プラスチック袋にまとめる必要があります。それ以上のものは、必ず預け入れ荷物に入れましょう。

そして、ここが最重要ポイント。ハワイから日本へ持ち帰る際に、絶対に覚えておいてほしいことがあります。
【最重要】うっかりはNG!日本への食べ物持ち込みルール
ハワイ出国時の話、というよりは「日本入国時」の話になりますが、これはセットで考えないと大変なことになります。特に、肉製品と果物には厳しいルールがあるんです。
まず、ビーフジャーキーやソーセージ、ハムなど、あらゆる肉製品(肉エキスが入った製品も含む)は、日本への持ち込みが原則禁止されています。「お土産屋さんで売ってたから大丈夫」は通用しません。これは、家畜の伝染病が国内に侵入するのを防ぐための非常に重要なルール。知らずに持ち込もうとすると、高額な罰金が科されることもあるんです。
同様に、マンゴーやパパイヤといった生の果物や野菜も、ほとんどが持ち込み禁止か、厳しい検査が必要です。せっかくの美味しい思い出を残念なものにしないためにも、「肉製品と生の果物は持ち帰らない」と覚えておくのが一番です。
日本の空港に到着したら、税関申告書の「動植物やその製品を持ち込んでいますか?」という項目には、正直にチェックを。もし判断に迷うものがあれば、正直に係員の方に相談しましょう。それが一番安心で、確実な方法です。

ハワイの食べ物に関するQ&A
最後に、これまでたくさんの旅行者の方から寄せられた、よくある質問にお答えしますね。
- Q. プレートランチやポケ丼を機内に持ち込んでもいい?
- A. 可能です。ただし、液漏れしないようにしっかりと蓋が閉まる容器か確認し、ビニール袋に入れるなどの工夫をしましょう。また、ガーリックシュリンプのように匂いが強いものは、機内で食べるのは避けて、搭乗前に楽しむのがスマートです。
- Q. 空港で買うお土産は、街中より高いの?
- A. 一概には言えません。免税品(お酒やタバコ、化粧品など)は間違いなくお得です。一方で、一般的なお菓子や食料品は、街のスーパーマーケット(FoodlandやDon Quijoteなど)の方が安い場合も。時間に余裕があれば、街のスーパーでローカルなお土産を探すのも楽しいですよ。
- Q. アレルギーや食事制限がある場合、空港で食べられるものはある?
- A. はい、選択肢は増えてきています。大きなレストランやカフェでは、グルテンフリーやベジタリアン向けのメニューを用意している場所もあります。ただ、選択肢は限られるので、心配な方は事前に食べられるスナックなどを持参するか、空港の公式サイトでレストラン情報をチェックしておくことをおすすめします。
まとめ:最高の「美味しい思い出」と共に、日本へ
ハワイ旅行の最終日。それは、旅の終わりであると同時に、たくさんの思い出を胸に、新たな日常へと戻るための始まりの日でもあります。
この記事では、ハワイ出国という特別な一日を、最高の「美味しい思い出」で締めくくるためのヒントをお伝えしてきました。空港へ向かう前の最後の食事から、空港での過ごし方、そして日本へ持ち帰る際の注意点まで。
私が一番伝えたいのは、最後の最後まで、計画的に、そして心ゆくまでハワイの食を楽しんでほしいということ。時間に追われて慌てて食べるのではなく、「この味を忘れないぞ」と、ゆっくり噛みしめる時間も、大切な旅の思い出の一部になります。
あなたのハワイ旅行が、最高に美味しくて、幸せな記憶で満たされることを心から願っています。そして、日本に帰ってからも、ハワイの美味しい思い出が、あなたの毎日を少しだけ明るく照らしてくれますように。A hui hou!(また会いましょう!)
