最高の思い出を刻む、ハワイ挙式・家族の服装完全ガイド【失敗しないコツ】
「ハワイ挙式 家族 服装」で検索して、この記事にたどり着いてくれたあなた。きっと、南国の太陽が降り注ぐ、最高の結婚式を思い描きながらも、「家族の服装、どうしよう…」という、ちょっぴり現実的な悩みに頭を抱えている頃じゃないでしょうか。
わかります、その気持ち。青い海と空に祝福される、一生に一度の特別な日。新郎新婦はもちろん、大切な家族みんなが心から笑顔になれるように、服装選びで失敗したくないですよね。
こんにちは!ハワイに魅せられて移住し、たくさんのカップルの幸せな瞬間をお手伝いしてきた旅行ブロガーの私が、あなたの悩みに答えます。ハワイ挙式は、チャペルでの厳かな式から、ビーチでのカジュアルなパーティまで、スタイルは様々。だからこそ、「何が正解なの?」と迷ってしまうんですよね。
この記事では、単なるマナーの解説だけじゃなく、私が実際に見てきた素敵な着こなしや、ちょっとした失敗談も交えながら、ハワイ挙式で家族みんなが輝くための服装選びのヒントを、立場別に具体的にお届けします。まるでハワイの風を感じるように、リラックスして読んでみてください。読み終わる頃には、きっと服装選びが楽しみになっているはずですよ!
【最重要】まず押さえるべきは「両家の格」の統一感
具体的な服装の話に入る前に、ひとつだけ、これだけは絶対に覚えておいてほしいことがあります。それは、「両家の服装の『格』を揃えること」です。これが、ハワイ挙式の家族の服装選びで最も大切なポイントと言っても過言ではありません。

例えば、新郎側のお父様がビシッとフォーマルなモーニングコートなのに、新婦側のお父様がカジュアルなアロハシャツだったら…?どちらが悪いわけではなくても、写真を見返した時に、少しチグハグな印象になってしまうかもしれません。
そうならないために、まずは新郎新婦が中心となって、挙式の雰囲気(チャペルなのか、ビーチなのか、ガーデンなのか)や、希望する服装のテイストを両家に伝えましょう。「うちはアロハで揃えたいんだけど、どうかな?」そんな一言からで大丈夫。LINEグループを作って、お互いの衣装の写真を送り合うのも、準備段階から一体感が生まれて楽しいですよ。
ハワイ挙式、両親の服装:主役を引き立てる、品格ある装い
両親の服装は、ゲストをお迎えする立場として、また結婚式の「顔」として、とても重要な役割を担います。主役の二人を優しく見守り、引き立てるような、品格とハワイらしさを両立させたスタイルを目指しましょう。
父親の服装:「フォーマル・アロハシャツ」という選択
ハワイ挙式で父親の服装といえば、真っ先に思い浮かぶのがアロハシャツ。でも、「観光客みたいな派手なシャツじゃ、ちょっと…」と心配になりますよね。ご安心ください。ハワイには「フォーマル・アロハシャツ」または「ウェディング・アロハ」と呼ばれる、正装用の特別なアロハシャツがあるんです。
これらは、シルクや上質なコットンなど高級感のある素材で作られ、柄も伝統的な落ち着いたデザインが主流。色もネイビーや白、ベージュなど、上品なものが揃っています。これを着るだけで、リラックス感とフォーマル感の絶妙なバランスが生まれるんですよ。

パンツは、白やベージュ、ライトグレーのコットンパンツやスラックスが定番。靴は革靴でも良いですが、ハワイの空気感に合わせて、素足で履けるローファーやデッキシューズを選ぶと、ぐっとお洒落な印象になります。
どこで探すか迷ったら、ハワイの老舗「Reyn Spooner(レインスプーナー)」や「Kahala(カハラ)」を覗いてみてください。品質もデザインも間違いなく、最高の記念品になりますよ。もちろん、現地でのレンタルサービスを利用するのも賢い選択です。
母親の服装:エレガントさとハワイの風を感じて
お母様の服装は、選択肢が広くて迷いますよね。一番人気は、やはり上品なロングドレスやワンピース。ハワイの心地よい風にふわりと揺れる、シフォンやオーガンジーのような軽やかな素材は、見た目にも涼しげで、写真映えも抜群です。
ハワイの伝統的な正装である「ムームー」も、実はとてもエレガント。最近では、ボディラインを美しく見せてくれる、モダンで洗練されたデザインのものがたくさんあります。特に、裾が長く広がる「ホロク」というスタイルのドレスは、格式高い挙式にもぴったりです。
色選びで注意したいのは、花嫁の色である「白」を避けること。そして、お祝いの席なので、全身真っ黒も避けた方が無難です。ハワイの自然に映える、コーラルピンク、オーシャンブルー、柔らかなグリーンなど、明るく華やかな色を選ぶと、お顔周りもパッと明るくなりますよ。

アクセサリーに、ハワイアンジュエリーやシェル(貝殻)を使ったネックレスなどを取り入れると、さりげなくハワイらしさを演出できて素敵です。足元は、砂浜を歩く可能性も考えて、ヒールが太めのウェッジソールや、お洒落なフラットサンダルが安心ですね。
ハワイ挙式、兄弟姉妹・親族の服装:祝福の気持ちを込めた華やかさを
兄弟姉妹や親族は、両親よりは少しだけカジュアルダウンしつつも、お祝いの気持ちが伝わるような華やかさを意識するのがポイントです。ここでも、両家でテイストを合わせるのが成功の秘訣。「アロハ&ムームーで揃えよう!」など、テーマを決めると一体感が出て、最高の家族写真が撮れますよ。
男性(兄弟・叔父・いとこ等)の服装
お父様と同様にアロハシャツが定番ですが、こちらはもう少し色や柄で遊んでもOK!新郎新婦のテーマカラーに合わせたり、兄弟でお揃いの柄を選んだりするのも楽しい思い出になります。
アロハシャツ以外なら、リネン素材のシャツにチノパンといった、きれいめカジュアルなスタイルも爽やか。もしチャペルでの挙式で少しフォーマルさが求められるなら、夏物の涼しい素材のジャケットを羽織るだけで、ぐっと格式が上がります。ノーネクタイでも、ポケットチーフをさせばお洒落度がアップしますよ。
女性(姉妹・叔母・いとこ等)の服装
リゾート感あふれる、華やかなサマードレスやワンピースが主役です。ハワイの強い日差しに負けない、鮮やかなトロピカルプリントや、明るい無地のドレスは、写真の中でもひときわ目を引きます。

私が友人の結婚式に参列した時、姉妹でお揃いのブライズメイドドレスを着ていたのですが、それが本当に可愛くて!色違いのドレスや、同じ生地で作ったデザイン違いのドレスなど、みんなで相談しながら選ぶ時間も、かけがえのない思い出になります。
ここでも、ヒールは低めかウェッジソールがおすすめ。そして、意外と忘れがちなのが冷房対策の羽織もの。ハワイは外は暑いですが、チャペルやレストランの中はクーラーが効きすぎていることがよくあります。薄手のカーディガンや綺麗な色のストールを一枚持っておくと、温度調節ができて本当に便利です。
ハワイ挙式、子供の服装:小さなゲストが笑顔でいられる工夫
子供たちの服装は、何よりも「快適さ」と「動きやすさ」を最優先してあげましょう。せっかくの可愛い衣装も、着心地が悪くてぐずってしまっては台無しです。
男の子なら、大人とお揃いのミニ・アロハシャツに半ズボン。女の子なら、涼しいコットン素材のワンピースや、ミニ・ムームーがとってもキュート!現地に着いてから、家族みんなでABCストアやターゲットを覗いて、お気に入りの一着を選ぶのも、子供にとっては楽しいイベントになりますよ。
日差しが強いので、帽子は必須アイテム。また、挙式後はビーチで遊ぶことも考えて、下に水着を着せておいたり、着替えを多めに用意しておくと安心です。子供たちがのびのびと笑顔でいられることが、最高のセレモニーに繋がります。

ここでは、皆さんからよく寄せられる質問に、ズバリお答えしていきますね!
- Q1. レンタルと購入、どっちがいいの?
- A. 一度きりならレンタル、記念に残したいなら購入がおすすめです。ただ、ハワイの衣装は帰国後も夏のリゾート着として活躍することが多いので、思い切って購入する方が多い印象です。特にアロハシャツは、お父様への素敵なプレゼントになりますよ。
- Q2. アロハシャツやムームーはどこで手に入る?
- A. ワイキキのメインストリートや、アラモアナセンターには専門店がたくさんあります。前述の「Reyn Spooner」のほか、「Tori Richard」はエレガントなデザインが豊富。日本からでもオンラインで購入できるお店や、現地でのレンタルサービスも充実しています。早めにリサーチを始めるのが吉です!
- Q3. 親族も白っぽい服装は避けるべき?
- A. はい、基本的には花嫁の色なので避けるのがマナーです。ただし、最近では新郎新婦から「テーマカラーは白」といったドレスコードが指定されることも。その場合は、もちろんOK!迷ったら、必ず新郎新婦に確認しましょう。
- Q4. スニーカーやサンダルはOK?
- A. 挙式の格式によります。ビーチウェディングなら、お洒落なサンダルは全く問題ありません。チャペルやホテルでの挙式なら、男性は革靴やローファー、女性はパンプスやミュールが無難です。ただ、ビーチでの写真撮影があるなら、別に歩きやすいサンダルを持っていくのが賢明です。
- Q5. 持ち物で必須なものは?
- A. サングラス、日焼け止めは絶対に忘れずに!特に、ハワイではサンゴ礁を守るため、特定の化学物質を含まない「リーフセーフ」の日焼け止めが推奨されています。あとは、汗拭きシート、羽織もの、そしてエコバッグ(ハワイはレジ袋が有料です)があると何かと便利ですよ。
まとめ:服装は、家族の絆を深める最高のコミュニケーションツール
ここまで、ハワイ挙式での家族の服装について、たくさんのヒントをお伝えしてきました。ポイントを振り返ると…
- 何よりもまず「両家の格」を揃えること。
- 父親は「フォーマル・アロハ」、母親は「エレガントなドレスやムームー」で品格を。
- 親族は「テーマ」を決めてお揃いコーデを楽しむと、一体感UP!
- 子供は「快適さ」を第一に。
- 日焼けと冷房対策は万全に。
たくさんのルールがあるように感じたかもしれませんが、一番大切なのは、「家族みんなが心からリラックスして、その日を楽しめる服装を選ぶこと」です。
服装選びは、ただの準備ではありません。「この色、お母さんに似合いそう!」「お父さん、このアロハかっこいいじゃん!」そんな会話を交わす時間そのものが、家族の絆を深め、結婚式という特別な日への期待感を高めてくれる、最高のコミュニケーションなんです。
ハワイの青い空の下、お気に入りの服に身を包んだ家族の、とびっきりの笑顔。それこそが、新郎新婦にとって最高の贈り物になるはずです。

この記事が、あなたの、そしてあなたの大切なご家族の、最高のハワイ挙式に繋がることを心から願っています。さあ、まずは家族会議から始めてみませんか?