ハワイ旅行の持ち物リスト、もう迷わない!在住者が教える本当に必要なモノ
「ハワイ旅行、決まったはいいけど…何を持っていけばいいんだろう?」
ページを開いてくれたあなたも、きっと同じ気持ちですよね。わかります! あのワクワクと同時にやってくる、パッキングという名の大きなミッション。スーツケースを前に、途方に暮れてしまう気持ち、私も何度も経験しました。
でも、もう大丈夫。この記事にたどり着いたあなたは、ハワイ旅行の準備でつまずくことはありません。ハワイを愛し、何度も訪れ、ついには移住してしまった私が、あなたの旅のパートナーとして、「本当に使える」持ち物リストを、心を込めて伝授します。
昔、初めてハワイに来た友人が、冷房が効きすぎたレストランで「あ〜、あのカーディガンさえあれば…!」と、本気で震えていたことがありました(笑)。逆に私は、念入りに準備したおかげで「準備の女神」なんて呼ばれたり。そんな経験から断言できるのは、良い準備が良い旅を作る、ということです。
この記事は、単なる持ち物リストの羅列ではありません。あなたのハワイ旅行が、忘れられない最高の思い出になるように、私のたくさんの経験と、ちょっとした失敗談もスパイスに加えながら、一つひとつ丁寧にご紹介していきます。さあ、一緒に旅の準備を始めましょう!

【絶対必須】これがないと始まらない!ハワイ旅行 持ち物リストの基本
まずは、何があっても忘れてはいけない、旅の土台となる基本アイテムから。ここさえ押さえておけば、ひとまず安心です。出発の前に、指差し確認してくださいね!
パスポート、航空券(eチケット)、ESTA(エスタ)
これはもう、説明不要の三種の神器! パスポートの有効期限は、滞在日数プラス半年以上あるか必ず確認を。そして、意外と忘れがちなのがESTA(電子渡航認証システム)の申請です。これが無いとアメリカ(ハワイ)には入国できません。申請は公式サイトから、少なくとも出発の72時間前までには済ませておきましょう。パスポートやeチケットは、コピーを取るだけでなく、スマホで写真を撮ってクラウド(Google DriveやDropboxなど)に保存しておくと、万が一の時に本当に心強いですよ。
クレジットカードと現金(特に1ドル札!)
ハワイはカード社会。ほとんどの支払いはクレジットカードでOKです。でも、ファーマーズマーケットの美味しいフルーツや、ローカルなプレートランチ屋さん、そしてチップなど、現金が必要な場面も意外と多いんです。日本円で2〜3万円ほどをドルに両替し、特にチップで活躍する1ドル札を多めに用意しておくのが、スマートな大人の旅のコツです。
海外旅行保険の証書
「ちょっとの間だし大丈夫」なんて思っていたら大間違い。ハワイの医療費は驚くほど高額です。万が一の病気やケガ、盗難に備えて、海外旅行保険への加入は必須です。クレジットカード付帯の保険を使う方も、補償内容や「利用付帯(旅行代金をそのカードで支払うことが条件)」かどうかを、しっかり確認しておきましょう。保険会社の連絡先は、すぐに取り出せる場所にメモしておいてくださいね。
スマホ、充電器、通信手段(eSIMがおすすめ!)
今や旅の生命線ともいえるスマートフォン。美しい景色を撮ったり、地図アプリで道を探したり、大活躍間違いなしです。モバイルバッテリーもあると安心感が違います。そして通信手段ですが、私の一押しは断然eSIMです。物理的なSIMカードの入れ替えが不要で、日本にいる間に設定を済ませておけば、ハワイの空港に着いた瞬間からネットが使える手軽さは、一度体験するとやめられません!

旅行用バッグ(機内持ち込みと預け荷物)
機内持ち込み用のバッグには、貴重品や常備薬のほか、「ハワイに着いたらすぐ着たいワンピース」や「サンダル」を一組入れておくのが私流。ホテルに荷物を預けて、すぐにハワイの空気に溶け込めますよ!
【快適さUP】ハワイの達人になる!衣類・身の回り品リスト
基本の準備ができたら、次はハワイでの毎日を最高に快適にするアイテムたち。ハワイの気候や文化に合わせた、ちょっとした工夫で、旅の質がグンと上がりますよ!
洋服(Tシャツ、短パン、ワンピースなど)
日中はTシャツに短パンで十分ですが、リネン素材のシャツや、風通しの良いロングスカートなどがあると、より快適でおしゃれに過ごせます。そして、ワンピースは最低でも2種類。「ビーチサイドのカフェでラフに着られるもの」と「ちょっと素敵なレストランでのディナーにも対応できる、お洒落なもの」。これだけで、旅のシーンがぐっと広がります。
水着とラッシュガード
ビーチやプールを楽しむなら、水着は必須! 私はいつも2セット持っていきます。濡れた水着が乾くのを待たずに、次の日も思いっきり遊べますからね。そして、ぜひ持っていってほしいのがラッシュガード。強い日差しから肌を守るのはもちろん、シュノーケリング中のクラゲ対策や、少し肌寒い時の体温調節にも役立つ優れものです。
羽織もの(カーディガンやパーカー)
「常夏の島に羽織もの?」と思うかもしれませんが、これが本当に重要! ハワイは、ショッピングモールやレストラン、バスの中など、驚くほど冷房が効いている場所が多いんです。薄手のカーディガンやパーカーを一枚バッグに忍ばせておくだけで、快適さが全く違いますよ。

日焼け対策グッズ(帽子、サングラス、日焼け止め)
ハワイの日差しは、日本の数倍強いと思ってください! 帽子とサングラスはファッションとしてだけでなく、熱中症や目の保護のために必須です。そして日焼け止めですが、ここで一つ大切なポイントが。ハワイではサンゴ礁を守るため、特定の化学物質を含まない「リーフセーフ」の日焼け止めの使用が推奨されています。現地でも購入できますが、肌が弱い方は日本で探していくのがおすすめです。SPF50+はもちろん、耳の後ろや足の甲など、塗り忘れやすい部分にも気をつけて!
洗面用具と常備薬
ホテルも充実していますが、シャンプーや化粧品はやっぱり使い慣れたものが一番。特に、日差しや海水でダメージを受けやすい髪のために、洗い流さないトリートメントはぜひ持っていってください。胃腸薬や頭痛薬、絆創膏などの常備薬も、お守り代わりに必ずポーチに入れておきましょう。
エコバッグ
ハワイ州ではレジ袋が有料、もしくは廃止されています。お土産を買ったり、スーパーで買い物をしたり、ビーチにタオルを持って行ったりと、エコバッグは「あると便利」ではなく「ないと困る」必須アイテムです。小さく折りたためるものをいくつか持っていくと、本当に重宝しますよ。
【旅が深まる】これぞ通の選択!あると便利な持ち物リスト
さあ、ここからは、あなたのハワイ旅行をさらに豊かで、忘れられないものにするための「通」なアイテムをご紹介。これらがあれば、「ハワイ、満喫しきった!」と心から思えるはずです。
カメラやGoPro(予備バッテリーも忘れずに!)
スマホのカメラも綺麗ですが、ハワイの壮大な景色は、ぜひ本格的なカメラでも残してほしい! 水中も撮れるGoProがあれば、ウミガメと一緒に泳ぐ感動的な瞬間も記録できます。…なんて偉そうに言ってますが、以前ハワイ島で、溶岩が海に流れ込む奇跡の瞬間を目の前にして、GoProのバッテリーが切れた苦い経験が私にはあります(泣)。予備バッテリーとメモリーカードは絶対に忘れないでくださいね!

マリンシューズ
ビーチサンダルも良いですが、岩場が多いビーチや、シュノーケリングを楽しむならマリンシューズが断然おすすめ。熱い砂浜から足を守ってくれるだけでなく、滑りにくいので、ダイヤモンドヘッドのハイキングなど、ちょっとしたアクティビティにも使えて一石二鳥です。
ウェットティッシュや除菌グッズ
ガーリックシュリンプやマラサダなど、ハワイには手づかみで食べたい美味しいものがたくさん! そんな時にウェットティッシュがあると、本当に便利。衛生面でも安心ですよね。
ジップロック(大小さまざまなサイズ)
私の旅の隠れたMVP、それはジップロックです(笑)。濡れた水着を入れたり、ビーチでスマホを砂や水から守ったり、お土産に買ったクッキーが割れないように保護したり…。使い道は無限大。スーツケースの隙間に数枚忍ばせておくだけで、あらゆる場面であなたを助けてくれます。
洗濯ロープと洗濯バサミ
長期滞在の方や、毎日海で遊びたい方には特におすすめ。ホテルのラナイ(ベランダ)にサッと張れば、水着や下着を気軽に干せます。わざわざコインランドリーに行く手間が省けて、時間を有効に使えますよ。

【女性の皆さんへ】もっと輝く旅にするための持ち物リスト
女性にとって、ハワイ旅行は特別なもの。おしゃれも、美容も、全部楽しみたいですよね! ここでは、私が「これは絶対に持っていく!」と決めている、女性ならではのアイテムをこっそりお教えします。
メイク用品(ウォータープルーフはマスト!)
汗や湿気に負けない、ウォータープルーフのマスカラやアイライナーは必須です。ベースメイクも、崩れにくいものを選びましょう。そして、ハワイの太陽に映える、ちょっとキラキラしたアイシャドウや、コーラル系のリップがあると、気分も上がりますよ!
ヘアケア用品(特にヘアオイル!)
ハワイの強い日差しと潮風は、思った以上に髪にダメージを与えます。パサパサ髪でがっかり…なんてことにならないように、洗い流さないトリートメントやヘアオイルは絶対に持っていきましょう。夜のケアはもちろん、日中も毛先につけておくだけで、髪のまとまりとツヤが全然違います。
水着カバーアップ(パレオやワンピース)
ビーチからカフェへ直行したり、ホテルのプールサイドを歩いたりする時、水着の上にサッと羽織れるカバーアップは、大人の女性のエチケット。風に揺れるシフォン素材のロングカーディガンや、ハワイらしい柄のパレオは、一枚あるだけでグッとおしゃれに見えます。アラモアナセンターなどで、お気に入りの一枚を探すのも楽しいですよ。
アクセサリー
普段使いのシンプルなものに加えて、プルメリアやシェル(貝殻)をモチーフにした、ハワイらしいアクセサリーを一つ持っていくのがおすすめ。現地の雰囲気にすっと馴染んで、写真映えも抜群です。

生理用品
こればっかりは、いつも使っているものが一番安心。現地でも購入できますが、サイズや質感が違うことも。日数分プラス予備を、必ずスーツケースに入れておきましょう。
【パパ・ママへ】子連れハワイを最高にするための持ち物リスト
お子様とのハワイ旅行、楽しみな反面、準備は本当に大変ですよね。でも、大丈夫。ポイントさえ押さえれば、家族みんなで最高の思い出が作れます!
子供の衣類(想像の1.5倍持っていく!)
ジュースをこぼしたり、砂まみれになったり、アイスを垂らしたり…子供の服は、なぜあんなに汚れるんでしょう(笑)。「ちょっと多すぎるかな?」と思うくらいが、心の平穏を保つ秘訣です。特に水遊び用の服は、すぐに乾かないことも考えて、複数セット用意しましょう。
おむつ、おしりふき、粉ミルク
スーツケースのかなりのスペースを占領しますが、これらは日本から持参するのが断然おすすめ。現地で買うと割高ですし、何より赤ちゃんの肌に合わない可能性が一番心配です。使い慣れたものが、ママにとっても赤ちゃんにとっても一番の安心材料です。
離乳食や小さなおやつ
飛行機の中や、移動中にぐずってしまった時の救世主。食べ慣れたお気に入りの味は、子供の心を落ち着かせてくれます。持ち込みのルールを事前に航空会社のサイトで確認しておきましょう。

ベビーカー or 抱っこ紐
広い空港やショッピングモールを移動するには必須アイテム。ハワイの歩道は、意外とガタガタしている場所もあるので、タイヤが大きめのベビーカーだと安心です。お子様の年齢や、旅のスタイルに合わせて選びましょう。
子供用のおもちゃや絵本(秘密兵器を忍ばせて)
長いフライトを乗り切るための重要アイテム。私のおすすめは、子供には内緒で新しいおもちゃやシールブックをいくつか用意しておくこと。ぐずり始めたタイミングで「じゃーん!」と出すと、効果てきめんですよ!
子供用の日焼け止めや虫よけ
大人のものではなく、必ずデリケートな子供の肌に合わせた製品を選んであげてくださいね。
【旅のプロの技】持ち物リストを120%活用するパッキング術
リストが完成したら、いよいよパッキング! ここでは、私がいつも実践している、スーツケースを賢く使うためのヒントをお伝えします。
パッキングは旅の始まり!
私はいつも、出発の1週間前にはリストを見ながら荷物を集め始めます。「このワンピースを着て、あそこのレストランに行こうかな」なんて想像しながら準備する時間も、旅の醍醐味の一つだと思いませんか?

衣類は「くるくる巻き」でコンパクトに
Tシャツやズボンは、たたむより丸めた方がシワになりにくく、スペースも有効活用できます。隙間には靴下や小物を詰めていきましょう。型崩れさせたくないお洒落着は、一番上にふんわりと置くのがポイントです。
液体物はジップロックに集合させる
飛行機内の気圧の変化で、化粧水やシャンプーのボトルから中身が漏れてしまうことは、実はよくあるトラブル。液体物は必ずジップロックなどの密閉できる袋に入れて、万が一に備えましょう。
「現地で買う」という選択肢も楽しむ
すべてを完璧に持っていく必要はありません。シャンプーやボディソープなどは、現地のスーパーマーケット「ターゲット」や「フードランド」で、ハワイらしいココナッツの香りのものを探すのも楽しい体験です。「足りないものは現地で探す」くらいの余裕が、旅をさらに豊かにしてくれます。
ハワイ旅行の持ち物リスト、よくあるQ&A
準備を進めていると、細かい疑問が出てきますよね。ここでは、皆さんからよく聞かれる質問にお答えします!
Q. 忘れ物をしたら、現地で買えますか?
A. はい、ABCストアやドラッグストアなどで、ほとんどのものは手に入ります。ただ、日本より割高だったり、品質が思ったものと違ったりすることも。私が日焼け止めを忘れてABCストアに駆け込んだ時は、日本の倍くらいの値段で驚きました…! やはり、基本的なものは持参するのが安心です。

Q. 現金はどれくらい必要ですか?
A. クレジットカードがメインでOKですが、チップや小規模なお店での支払いを考えると、1人あたり100ドル〜200ドル 정도あると安心です。特に、1ドル、5ドル、10ドル札を多めに持っておくと、チップを渡す際にとてもスマートです。
Q. 常備薬は持っていけますか?
A. はい、個人で使用する範囲であれば問題ありません。持病の薬がある方は、万が一のために、英語で書かれた処方箋のコピーやお薬手帳があるとさらに安心です。以前、友人が偏頭痛の薬を忘れ、現地で同じものを探すのに本当に苦労していました。薬だけは絶対に忘れないようにしてくださいね。
まとめ:完璧な準備で、あなただけの最高のハワイを!
ここまで、本当にたくさんの情報をお届けしてきましたが、いかがでしたか?
「持ち物リスト」と聞くと、なんだか面倒な作業のように感じるかもしれません。でも、これは、あなたの最高のハワイ旅行をデザインするための、最初のステップなんです。
リストを見ながら、「これを着てダイヤモンドヘッドに登ろう」「この水着でラニカイビーチの海に入ろう」と想像してみてください。準備の時間そのものが、旅の一部として、キラキラと輝き始めるはずです。

この記事をベースに、ぜひあなただけの「ハワイ 旅行 持ち物リスト」を作ってみてください。そして、準備万端で、ハワイの優しい風と、暖かい太陽、そして人々の笑顔に会いに来てくださいね。
あなたの旅が、一生忘れられない、素晴らしいものになることを、ハワイの空の下から心から願っています。Aloha!