ハワイ旅行でまさかの風邪?大丈夫、これで安心!現地で買える風邪薬と乗り切り術
「風邪薬」――この言葉で検索しているあなたは、きっと目前に迫ったハワイ旅行を前に「もしも体調を崩したら…」と少しだけ不安になっているのかもしれませんね。あるいは、もうハワイの青い空の下、喉のイガイガや頭の重さを感じて、途方に暮れている最中かもしれません。
その気持ち、痛いほどわかります。何を隠そう私自身、夢にまで見たハワイ旅行で高熱を出し、ダイヤモンドヘッドを見に行くはずが、ホテルのベッドでうんうん唸っていた…なんて苦い経験があるんです。あの時の絶望感と、「ああ、もっと準備しておけば…」という後悔は今でも忘れられません。
常夏の楽園ハワイは、実は意外と体調を崩しやすい場所。強い日差しとクーラーが効いた室内の寒暖差、長時間のフライトによる疲れや乾燥…。楽しい気分で油断していると、免疫力は案外簡単に下がってしまうんですよね。
でも、大丈夫!この記事は、そんなあなたの「どうしよう」を「こうすれば大丈夫!」に変えるための、私からの全力のアドバイスです。渡航前から、現地で本当に頼りになる薬の情報、そして万が一の時の対処法まで、私の体験とハワイ在住の友人から聞いたリアルな情報を詰め込みました。この記事を「お守り」代わりに、あなたのハワイ旅行が最高に輝くものになるよう、一緒に準備を始めましょう!
旅の前にこれだけは!ハワイ旅行を120%楽しむための「転ばぬ先の杖」
待ちに待ったハワイ旅行!パッキングをしながら、心はもうワイキキのビーチを駆け巡っていることでしょう。その最高の気分を現地でもキープするために、ほんの少しだけ、体調管理の準備をしておきませんか?

まず、何よりも大切なのが海外旅行保険への加入です。これはもう、おまじないや気休めではありません。「ちょっと風邪を引いただけ」が、万が一こじれて病院にかかると、日本では考えられないような高額な医療費が請求されることも。保険は、あなたの旅と財産を守るための、絶対に必要なセーフティネットなんです。
そして、普段から飲んでいる薬がある方は、必ず多めに持参してくださいね。できれば、お医者さんに「ハワイ旅行に行きます」と伝えて、英文の処方箋や説明書をもらっておくと、万が一の時に税関や現地の病院でスムーズに説明できます。
市販薬も、使い慣れたものを「お守り」として持っていくのが断然おすすめ。私の旅ポーチのスタメンは、解熱鎮痛剤(バファリンやロキソニン)、総合感冒薬、胃腸薬、そして絆創膏。現地で買えばいいや、と思っても、いざ体調が悪い時に英語のパッケージを読んで薬を選ぶのは、想像以上に大変ですからね。
ハワイの太陽と上手に付き合うことも、風邪予防の大切なポイント。紫外線は体力を奪い、免疫力を低下させます。SPF50+の日焼け止めはもちろん、帽子、サングラス、そして意外と役立つのが「薄手の長袖パーカー」。日差しよけにも、クーラーが効きすぎた店内での羽織りものにもなり、大活躍してくれますよ。飛行機の中からこまめな水分補給を始めるのも、忘れずに!
薬はどこで買う?ハワイのドラッグストア徹底活用ガイド
もし、持参した薬が切れてしまったり、予想外の症状が出たりしても、慌てないでください。ハワイには、私たちの強い味方になってくれる場所がたくさんあります。

一番頼りになるのは、やはりドラッグストア。ワイキキ周辺なら「Longs Drugs」や「CVS Pharmacy」が有名です。24時間営業の店舗も多いので、深夜に急に熱が上がった!なんて時でも本当に心強い存在。私も夜中に駆け込んだことがありますが、煌々と光る明かりを見た時の安心感は忘れられません。
店内には、壁一面にずらーっと薬が並んでいて圧倒されるかもしれませんが、大丈夫。ほとんどの店舗に薬剤師(Pharmacist)さんがいます。英語に自信がなくても、スマホの翻訳アプリを見せながら、つたない単語で伝えればOK!
「I have a cold.(風邪です)」「I have a fever (熱), a sore throat (喉の痛み), a runny nose (鼻水), and a cough (咳)です」こんな簡単なフレーズで、一生懸命あなたの症状に合う薬を探してくれますよ。
手軽さでいえば、街の至る所にある「ABCストア」でも基本的な風邪薬は手に入ります。ただし、品揃えはドラッグストアに比べると限定的なので、「とりあえずの解熱剤」くらいの感覚で利用するのが良いでしょう。本格的に薬を選びたいなら、やはりドラッグストアへ足を運ぶのが正解です。
滞在先のホテルの近くにあるドラッグストアの場所と営業時間は、到着したらすぐにチェックしておくことをおすすめします。いざという時に、その情報があなたを救ってくれるはずです。

症状別!ハワイで買える「これさえ知ってればOK」な風邪薬ガイド
「でも、どの薬を買えばいいの?」と思いますよね。大丈夫、ハワイで定番の、頼れる風邪薬を症状別にご紹介します。実際に私が使ってみた感想や、友人のおすすめも交えてお伝えしますね!
【熱・頭痛・体の痛み】に → Tylenol (タイレノール) / Advil (アドビル)
これはアメリカの家庭の常備薬ツートップ。熱や痛みにはまずコレです。「Tylenol」はアセトアミノフェンが主成分で、比較的、胃に優しいのが特徴。「Advil」はイブプロフェンが主成分で、炎症を伴う強い痛みに効果的と言われています。空腹時を避けて飲むのがおすすめです。
【咳・喉の痛み】に → Tylenol Cough & Sore Throat / Robitussin (ロビタッシン)
喉からくる風邪には、咳止めと鎮痛成分が一緒になったタイプが便利。「Tylenol Cough & Sore Throat」は液体タイプで、計量カップで飲むもの。ちょっと薬っぽい味ですが、効果はてきめん。喉の痛みがひどい時は、「Cepacol (セパコール)」というトローチも強力でおすすめです。ハチミツやレモンを使った「ハワイアンハニー」を舐めるのも、自然派の優しいケアとして良いですよ。
【鼻水・鼻づまり】に → Sudafed (スーダフェッド) / Benadryl (ベナドリル)
ハワイの気候で急に鼻の調子が悪くなることも。そんな時は鼻炎用の薬が頼りになります。「Sudafed」は鼻づまりに効果的な成分が入っていますが、レジで身分証の提示を求められることもある本格的な薬です。眠くなりにくい「Non-Drowsy」タイプを選ぶと、日中の観光にも響きにくいですよ。
【全部の症状に】最強の総合感冒薬 → DayQuil (デイクイル) / NyQuil (ナイクイル)
これは私のイチオシ!熱・喉・咳・鼻水…と全部の症状がつらい時の救世主です。オレンジ色の「DayQuil」は日中用で眠くなりにくく、緑色(または紫色)の「NyQuil」は夜用で、体をしっかり休ませるための鎮静成分が入っています。これを飲んでぐっすり眠れば、翌朝には驚くほど体が楽になっていることも。液体タイプとカプセルタイプがあります。

【お子さんには】 → Children's Tylenol / Motrin
お子さんには、必ず「Children's」と書かれた小児用の薬を選んでください。体重に合わせて量が決まっているので、パッケージをよく確認するか、薬剤師さんに相談するのが一番安心です。チェリー味やグレープ味など、子どもが飲みやすい工夫がされています。
ハワイで薬を買う前に!知っておきたい3つの注意点
現地の薬は頼りになりますが、いくつか知っておいてほしい注意点があります。楽しい旅行を安全に過ごすために、頭の片隅に置いておいてくださいね。
1. 成分と用量を必ずチェック!
特にアレルギーがある方や、他に薬を飲んでいる方は、有効成分(Active Ingredients)の欄をしっかり確認しましょう。日本の薬と同じ名前でも成分が違うことがあります。そして、用量・用法は厳守!アメリカの薬は成分が強いこともあるので、「早く治したいから」と多く飲むのは絶対にやめましょう。
2. 薬の保管場所に気をつけて
ハワイは高温多湿。特に日中の車内は、あっという間にサウナのような暑さになります。薬を車内に置きっぱなしにするのは厳禁です。薬が劣化してしまう可能性があるので、ホテルの涼しい部屋で保管するようにしてくださいね。
3. 「おかしいな」と思ったら、迷わず病院へ
市販薬を飲んでも一向に良くならない、むしろ悪化している…。そんな時は、ためらわずに医療機関を受診してください。 ワイキキには「ドクターズ・オン・コール」など、日本語が通じる年中無休のクリニックもあります。海外旅行保険に入っていれば、キャッシュレスで受診できる場合も多いので、まずは保険会社のサポートデスクに電話してみましょう。あなたの健康が何よりも一番大切です。

最高の思い出のために。ハワイ滞在中の風邪予防&セルフケア
せっかくのハワイ、元気に満喫したいですよね!ちょっとした心がけで、風邪を引くリスクはぐっと減らせます。
基本ですが、やはり手洗い・うがいは効果絶大。レストランに入る前、ホテルに帰ってきた時、こまめに行うだけで違います。TheBus(ザ・バス)の手すりや、お店のドアノブなど、不特定多数の人が触る場所は意外と多いもの。
そして、無理のないスケジュールを組むこと。時差ボケと連日のアクティビティで、体は思った以上に疲れています。「まだ大丈夫」と頑張りすぎず、夜はしっかり睡眠をとる。それだけで免疫力は維持できます。
もし「あれ、ちょっと喉が変かも?」と感じたら、本格的な風邪になる前のサイン。その日は無理せず、早めにホテルに戻って休みましょう。温かいシャワーを浴びて、スーパーで買った「チキンヌードルスープ」やハーブティーを飲んで体を温める。そんな優しいセルフケアが、翌日の元気につながります。
この記事が、あなたのハワイ旅行の不安を少しでも軽くし、「もしも」の時のお守り代わりになれたなら、これほど嬉しいことはありません。事前の準備と正しい知識があれば、ハワイの風邪はもう怖くない!

あなたのハワイ旅行が、キラキラした最高の思い出でいっぱいになることを、心から願っています。Aloha!