ハワイの夜景、どこで見る?在住者が本気で選ぶ絶景スポット【恋人と行きたい決定版】
ハワイ旅行の計画、考えるだけでワクワクしますよね!透き通る青い海、心地よい貿易風、そして美味しいローカルフード。でも、ハワイの魅力は昼間だけじゃないんです。
太陽が水平線に沈んだ後、この島はもう一つの美しい顔を見せてくれます。それが、息をのむほどロマンチックな夜景。「ハワイの夜景スポットって、どこが一番いいんだろう?」そう思ってこのページにたどり着いたあなたへ。きっと、大切な誰かと忘れられない時間を過ごしたい、そう願っているのではないでしょうか。
大丈夫、お任せください!ガイドブックに載っている定番スポットはもちろん、僕が実際に訪れて「ここは本当に教えたくない…」と思った秘密の場所まで。ハワイの夜を120%楽しむための、とっておきの情報をお届けします。この記事を読み終わる頃には、あなただけの最高の夜景デートプランが、きっと頭の中に描かれているはずですよ。
ハワイの夜景には「顔」がある。あなたにぴったりの夜景はどれ?
ひとくちに「ハワイの夜景」と言っても、その魅力は一つではありません。まるで宝石箱をひっくり返したような王道のキラキラ夜景もあれば、静寂の中で星の瞬きに包まれる夜もあります。まずは、僕が独断と偏見で厳選した、最高の夜景スポットをテーマ別にご紹介しますね。
【王道のキラキラ夜景】これぞハワイ!な絶景を二人占め
タンタラスの丘:夜景の王様。言葉を失うパノラマビュー
ハワイの夜景と聞いて、多くの人が思い浮かべるのがここ、タンタラスの丘でしょう。ワイキキから車で20分ほど、くねくねとした山道を登った先に待っているのは、まさに圧巻のパノラマビューです。

僕も初めて訪れた時、目の前に広がる光の海に、本当に言葉を失いました。ワイキキのビル群が作り出す光の絨毯、その先に浮かび上がるダイヤモンドヘッドのシルエット。それはもう、ただの「夜景」という言葉では表せない、一つの完成されたアート作品のようでした。
アクセスはレンタカーが基本ですが、夜道に慣れていないと少し不安に感じるかも。その場合はツアーを利用するのが賢明です。丘の上は意外と風が強くて肌寒いので、必ず羽織るものを一枚持っていってくださいね。この景色が、二人の距離をぐっと縮めてくれるはずです。
ダウンタウン:歴史と光が交差する、大人の夜景
ワイキキの喧騒から少し離れたダウンタウン。ここは、ハワイのもう一つの顔、ビジネスと歴史の中心地です。夜になると、高層ビル群と歴史的な建物が織りなす、洗練された都会の夜景が楽しめます。
おすすめは、アロハタワーやハワイ・シアターといった、ライトアップされた歴史的建造物を眺めながらの散策。レトロな灯りと近代的な光が交差する景色は、ワイキキとはまた違った、しっとりとした大人の雰囲気が漂います。
特別な夜なら、「The Signature Prime Steak & Seafood」のような高層階のレストランを予約するのも素敵。眼下に広がる光の海を眺めながらのディナーは、一生の思い出になりますよ。

【海辺のロマンチック夜景】波音をBGMに過ごす贅沢な時間
アラモアナビーチパーク(マジックアイランド):サンセットから夜景へ、魔法の時間
ショッピングのイメージが強いアラモアナですが、そのすぐ隣にあるアラモアナビーチパーク、特に先端にある「マジックアイランド」は、最高のサンセット&夜景スポットです。
僕が友達を案内するとき、いつもおすすめするのがこの場所。芝生に座って、太陽が海に沈んでいくのをのんびり眺める。空がオレンジから紫、そして深い藍色へと変わっていくグラデーションは、まさに魔法のよう。そして気づけば、目の前にはダイヤモンドヘッドとワイキキの夜景がキラキラと輝き始めているんです。
アラモアナセンターのフードコートで好きなものをテイクアウトして、ピクニック気分で楽しむのがローカル流。駐車場も広くて安心なのも嬉しいポイントです。
ワイキキビーチ:定番だけど、やっぱり最高!
「ベタすぎるかな?」なんて思わないでください。ワイキキビーチの夜景は、やっぱり特別です。ビーチ沿いのホテルの灯りが水面に揺らめき、遠くにはダイヤモンドヘッド。これぞハワイ、という景色がここにあります。
少し贅沢をするなら、モアナサーフライダーの「ザ・ベランダ」や、ハレクラニの「ハウス・ウィズアウト・ア・キー」といったビーチ沿いのバーへ。トーチの灯りが揺れる中、波音をBGMにカクテルを傾ける…。これ以上ロマンチックな時間があるでしょうか?

そして金曜の夜なら、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジから上がる花火も必見。少し離れたフォート・デ・ルーシー公園あたりから見ると、混雑を避けつつ、夜景と花火のコラボレーションを楽しめますよ。
【自然と一体になる静かな夜】満天の星と月明かりに包まれて
ノースショア:手が届きそうな、満天の星空
ワイキキのキラキラした夜景とは対極にあるのが、ノースショアの夜。街の灯りがほとんどないこの場所では、ハワイの本当の夜空に出会うことができます。
サンセットビーチやエフカイビーチの駐車場に車を停めて、空を見上げてみてください。そこには、文字通り「降ってきそう」なほどの無数の星々。天の川がくっきりと見え、時折すーっと流れる星に、思わず願い事をしてしまうはず。静寂の中で聞こえるのは、波の音と、隣にいる大切な人の息遣いだけ。これ以上ない、贅沢な時間です。
夜は本当に真っ暗になるので懐中電灯は必須。そして、風が冷たいこともあるので上着を忘れずに。
ワイマナロビーチ:月明かりが照らす、銀色のビーチ
全米No.1に輝いたこともある、きめ細やかな白砂が続くワイマナロビーチ。このビーチが最も幻想的な姿を見せるのは、満月の夜です。

月の光が、静かな海面と広大なビーチを照らし出し、あたり一面がまるで銀色の世界に変わります。その美しさは、どこか神々しささえ感じるほど。街灯がないからこそ感じられる、自然の光だけの世界。二人で静かに砂浜を歩けば、忘れられない思い出になること間違いなしです。
【ちょっと通な夜景】ローカル気分で楽しむ夜
レナーズベーカリー周辺:マラサダ片手に、夜の散歩
有名なマラサダ店「レナーズ」があるカパフル通り。ここは、観光客とローカルが交差する、活気のあるエリアです。派手な夜景はありませんが、揚げたてアツアツのマラサдаを片手に、この辺りをぶらぶら散歩するのが、すごく楽しいんです。
お店のネオンや、通り沿いのレストランから漏れる温かい光。聞こえてくるのは、地元の人たちの楽しそうな笑い声。派手さはないけれど、ハワイの日常に溶け込むような、温かい夜を体験できます。「暮らすように旅する」って、こういうことなのかもしれません。
カカアコ:夜のウォールアート・ミュージアム
昼間はカラフルなウォールアートで賑わうカカアコですが、夜はまた違った魅力があります。ライトアップされたアートは、昼間とは違う幻想的な雰囲気をまとい、まるで街全体が屋外美術館のよう。
おしゃれなブリュワリーやレストランでディナーを楽しんだ後、二人でお気に入りのアートを探しながら散策する。そんなアーティスティックな夜はいかがでしょう?昼間の賑わいとは違う、静かでクリエイティブなハワイの夜を発見できますよ。

ハワイの夜景を120%楽しむための、ちょっとしたコツ
せっかくの夜景デート、最高の思い出にしたいですよね。僕の経験から、これだけは押さえておきたいポイントをいくつかご紹介します。
- 羽織るものはマストアイテム!:常夏のハワイですが、夜、特に丘の上や海沿いは風が強く、思った以上に冷えます。薄手のカーディガンやパーカーが一枚あるだけで、快適さが全く違います。
- スマホでも綺麗に撮る裏ワザ:最近のスマホはナイトモードが優秀。でも、一番の敵は手ブレです。三脚がなくても、岩や手すりにスマホを固定したり、自分の体にしっかり脇を締めて固定したりするだけで、見違えるほど綺麗な写真が撮れますよ。
- 安全第一を忘れずに:ロマンチックな雰囲気に浸るのも大事ですが、暗い場所や人気のない場所へ行く際は、常に周囲に気を配りましょう。レンタカーの場合は、車内に貴重品を置いたままにしないこと。基本的な注意が、楽しい時間を守ってくれます。
- サンセットの時間も調べておく:夜景が一番美しく見えるのは、日没後の空にまだ少し青みが残る「マジックアワー」。季節によって日没時間は変わるので、事前に調べて、最高の瞬間を逃さないように計画を立てましょう。
まとめ:ハワイの夜景は、二人の物語を照らす最高の舞台
いかがでしたか?ハワイには、本当にたくさんの表情を持つ夜景スポットがあります。大切なのは、ガイドブック通りに回ることではなく、「今の自分たちは、どんな夜を過ごしたいか」で場所を選ぶことだと思います。
キラキラの光に包まれて思いっきりロマンチックに浸る夜も、静かな星空の下で語り合う夜も、どちらもきっと、ハワイがくれる最高のプレゼント。ハワイの夜景は、ただの美しい景色ではありません。それは、二人の大切な旅の物語を、より一層輝かせるための最高のスポットライトなんです。
この記事が、あなたのハワイ旅行を一生忘れられないものにする、小さなきっかけになれたら、これ以上嬉しいことはありません。ぜひ、最高の夜を楽しんできてくださいね!