ハワイでサイクリング!忘れられない景色と出会う、最高のコースへご案内

「ハワイでサイクリングって、どんな感じなんだろう?」そんな風に想像を膨らませて、このページにたどり着いてくれたのかもしれませんね。わかります、その気持ち!青い海と空がどこまでも続く海岸線を、心地よい風を感じながら自転車で駆け抜ける…考えただけで、最高にワクワクしますよね。

こんにちは!ハワイを愛し、何度も訪れるうちにその魅力にどっぷりハマってしまった旅行ブロガーです。私が初めてハワイでペダルを漕いだ時の、あの鳥肌が立つほどの爽快感と感動を、ぜひあなたにも味わってほしい!そんな想いでこの記事を書いています。

ハワイでのサイクリングの魅力は、ただ美しい景色の中を走れる、というだけじゃないんです。車のスピードでは見過ごしてしまうような小さな発見、ふと立ち止まって耳を澄ませば聞こえてくる波の音や鳥の声、ローカルの人たちとの何気ない挨拶。五感すべてでハワイを感じられるのが、自転車旅の醍醐味なんです。

この記事では、単なるコース紹介だけではなく、私が実際に走って感じた「リアルな情報」をたっぷり詰め込みました。初心者さんが安心して楽しめる楽園コースから、ベテランサイクリストの挑戦心をくすぐる本格的なハワイ サイクリングコースまで。あなたのレベルやスタイルに合わせて、最高の思い出が作れるよう、心を込めてナビゲートしますね。さあ、一緒にハワイの風になりにいきましょう!

まずは気軽に!初心者さんにおすすめの楽園サイクリング

「ハワイで自転車なんて、ちょっと不安…」そう思っているあなた、心配ご無用です!特にオアフ島には、初めての方でも安心して楽しめる、魅力的なサイクリングコースがたくさんありますよ。

ハワイの風景

私自身、最初は「道もよくわからないし、大丈夫かな?」なんてドキドキしていました。でも、いざ走り出してみると、その不安はすぐに開放感に変わりました。特におすすめなのが、ワイキキ周辺で手軽に借りられるシェアサイクル「Biki(ビキ)」を使ったサイクリングです。

まずは、ワイキキからアラモアナビーチパークを目指すコースなんていかがでしょう。ほとんどが平坦な道で、距離も長すぎないので、体力に自信がない方でも気持ちよく走れます。キラキラ光る海を横目に、のんびりペダルを漕ぐ時間は、まさに至福。途中には美味しいアサイーボウルのお店やおしゃれなカフェもたくさんあるので、寄り道しながら楽しむのがハワイ流です。

もう少しだけ冒険したいなら、ダイヤモンドヘッドの麓をぐるっと巡るコースも最高です。カピオラニ公園の緑を抜け、高級住宅街を横目に坂を上っていくと、目の前に広がる青い海のパノラマは、まさに絶景!坂道は少しだけ頑張りが必要ですが、その先にある景色は最高のプレゼントになりますよ。日差しが強くなる前の、涼しい午前中にスタートするのがおすすめです。

アラモアナビーチパーク内は、道が広く整備されているので、ご家族でのサイクリングにもぴったり。広大な芝生でひと休みしたり、木陰でピクニックしたり。ローカルファミリーに混じって、のんびりとした時間を過ごせます。どのコースも1〜2時間あれば満喫できるので、旅のプランにも組み込みやすいはず。ハワイの優しい風を感じながら、あなただけのお気に入りの景色を見つけてみてくださいね!

ちょっと冒険!中級者向け絶景サイクリング

ハワイでのサイクリングに少し慣れてきたら、思い切って足を延ばしてみませんか?ワイキキの喧騒を離れると、そこにはさらにダイナミックで、心揺さぶる景色が待っています。あなたのハワイ旅行を、忘れられない特別な体験へと変えてくれるはずです。

ハワイの風景

【楽園度No.1】カイルア&ラニカイ・ビーチコース

「天国の海」と称されるラニカイビーチ。その言葉が少しも大げさじゃないことを、自転車で走ればきっと実感できるはずです。カイルアビーチパークを起点に、エメラルドグリーンの海と真っ白な砂浜が続く楽園を巡るこのコースは、まさにハイライト!

カイルアの街で自転車を借りて、まずはカイルアビーチへ。穏やかで広々としたビーチの景色に癒されたら、いよいよラニカイビーチへと続く小道へ。道の両脇にはおしゃれな家が立ち並び、その先に見える「ラニカイ・ブルー」の海は、思わず息をのむほどの美しさです。

このコースは比較的平坦で、距離も往復10kmほど。初心者の方でも十分楽しめますが、その景色の美しさと雰囲気は、まさに中級者レベルの満足感。途中でおしゃれなデリでサンドイッチを買って、ビーチでランチするのも最高ですよ。ただし、週末は駐車場も道も混み合うので、平日の朝を狙うのがスマートです。

【爽快感No.1】ノースショア・コーストラインコース

ワイルドな自然と、どこか懐かしい雰囲気が魅力のノースショア。サーファーの聖地としても知られるこのエリアを自転車で駆け抜ける爽快感は、一度味わうと病みつきになります!

ハレイワの街をスタートして、カメハメハ・ハイウェイ沿いをサンセットビーチ方面へ。左手には雄大な太平洋が広がり、右手にはサトウキビ畑の跡地が続く…そんな景色の中を走っていると、日頃の悩みなんて吹き飛んでしまいます。仲間と「最高だね!」って笑い合ったあの瞬間は、今でも鮮明に覚えています。

ハワイの風景

コース途中には、有名なガーリックシュリンプのワゴンや、カラフルなシェイブアイスのお店など、誘惑がいっぱい。お腹を空かせて行くのが正解です!自転車専用レーンも整備されている区間が多いですが、交通量もそれなりにあるので、車には十分注意してくださいね。体力に自信があれば、ワイメア・ベイまで足を延ばすのもおすすめ。距離にして往復30kmほど、半日あればたっぷり満喫できる、冒険心あふれるコースです。

魂が震える!上級者向けチャレンジングライド

さあ、準備はいいですか?ハワイのサイクリングコースの中でも、特に腕自慢のサイクリストたちの挑戦心を燃え上がらせる、究極のチャレンジをご紹介しましょう。これは単なるサイクリングではなく、自分との対話であり、一生忘れられない記憶を刻む冒険です。

【オアフ島】アイランド・一周ライド(約160km)

オアフ島を、自分の脚だけで一周する。その言葉の響きだけで、ワクワクしてきませんか?距離にしておよそ160km(約100マイル)。健脚なサイクリストなら1日で走破することも可能ですが、私のおすすめは1泊2日でのんびりと景色を味わうプランです。

ワイキキをスタートし、東海岸の美しい海岸線を北上。マカプウ岬の絶景を横目に、カイルアやカネオヘの街を抜けていきます。この東海岸ルートは、時間帯によって強い向かい風に見舞われることもあるため、風向きのチェックは必須。ノースショアののどかな雰囲気を満喫したら、島の中心部を抜けてパールハーバー方面へ。目まぐるしく変わる景色が、長い道のりの疲れを癒してくれます。これは、オアフ島のすべてを肌で感じる壮大な旅になるでしょう。

【マウイ島】ハレアカラ火山ヒルクライム(約58km / 獲得標高3,000m超)

「雲の上のサイクリング」と聞いて、想像できますか?標高3,055mのハレアカラ火山の山頂まで、ただひたすらペダルを漕ぎ続ける。これこそ、世界中のサイクリストが憧れる「ご褒美と試練」が凝縮された究極のヒルクライムです。

ハワイの風景

海抜0m地点からスタートし、つづら折りの道を一歩一歩、ペダルを回すごとに景色が変わっていきます。緑豊かな牧草地帯を抜け、荒涼とした火星のような景色へ。そして、気づけば雲が自分の目線の下に広がっている…。酸素が薄くなり、呼吸が苦しくなる過酷さとは裏腹に、目の前に広がるのは神々しいほどの絶景です。

私が山頂にたどり着いた時、そこにあったのは完全な静寂と、どこまでも広がる雲海でした。まるで神々の住む世界に迷い込んだかのような、あの荘厳な感覚は一生忘れません。十分なトレーニング、高山病対策、そして何よりも強い意志が必要なコースですが、達成した時の感動は、あなたのサイクリスト人生における最高の勲章となるはずです。

準備はOK?ハワイサイクリングをもっと楽しむためのTIPS

さあ、コースが決まったら、次は準備ですね!最高の体験にするために、知っておくと便利な情報をお伝えします。

まず、自転車。ワイキキにはたくさんのレンタサイクルショップがありますが、私のおすすめは、やはりシェアサイクルの「Biki」。ステーションが至る所にあり、300分(5時間)で25ドルといったプランもあるので、短時間の利用にすごく便利なんです。アプリで空き状況も確認できるので、ぜひ活用してみてください。本格的なロードバイクを借りたい場合は、事前に専門店を予約しておくのが確実です。

ガイド付きのサイクリングツアーに参加するのも、一つの賢い選択。道に迷う心配がないのはもちろん、ローカルガイドだけが知っている絶景スポットや、ハワイの文化・歴史について面白い話が聞けることも。特に初めての場所では、ツアーに参加することで安心感と楽しさが倍増しますよ。

ハワイの風景

服装は、とにかく動きやすくて乾きやすいものがベスト。サイクルジャージがあれば理想的ですが、Tシャツと短パンでもOK。ただし、ハワイの日差しは想像以上に強力です!日焼け止め、サングラス、帽子は絶対に忘れないでください。そして、こまめな水分補給のためのドリンクも必須です。

最後に、ハワイの交通ルール。日本と大きく違うのは、自転車は原則として車道を走ること。歩道走行は基本的にNGです。また、ハンドサイン(手信号)をしっかり行い、車や歩行者への配慮を忘れないようにしましょう。安全第一で、ハワイの素晴らしいサイクリングを楽しんでくださいね!

まとめ:ペダルを漕ぎ出せば、そこはあなただけのハワイ!

ここまで、初心者向けから上級者向けまで、様々なハワイのサイクリングコースをご紹介してきましたが、いかがでしたか?走ってみたいコースは見つかりましたか?

私がダイヤモンドヘッドの坂道を汗だくで登った時、頂上から見下ろしたワイキキの街と海の景色は、頑張ったからこそのご褒美でした。ノースショアで仲間と食べたガーリックシュリンプの味、海風に吹かれながら頬張ったあの香ばしいチキンの味は、今でも忘れられません。

最初は「レンタサイクルでどこまで行けるかな」なんて不安だった気持ちも、ペダルを漕ぎ始めた瞬間に、風と共にどこかへ消えていきました。そこに広がっていたのは、ただただ自由で、開放的で、キラキラしたハワイの姿でした。

ハワイの風景

ガイドブックには載っていない、路地裏の可愛いカフェ。誰もいない秘密のビーチ。地元の人たちが交わす「アロハ!」の声。自転車だからこそ出会える「あなただけのハワイ」が、きっと見つかるはずです。

さあ、次はあなたの番です。ヘルメットをかぶり、ボトルに水を満たしたら、思い切ってペダルを漕ぎ出してみてください。そこには、あなたの知らない新しいハワイが、両手を広げて待っていますよ。
最高の思い出を、あなたの脚で掴みに行ってください!Have a wonderful ride!

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