そもそも、なぜトロリーが最強なの？バスやレンタカーじゃダメ？
「移動手段なら、安い市バス（TheBus）や自由なレンタカーもあるよね？」ええ、その通りです。でも、ハワイ観光、特にオアフ島を楽しむなら、やっぱりトロリーが最強だと私は思っています。 TheBusは確かに片道3ドルと格安ですが、観光客向けのルートとは限らず、乗り換えが複雑だったり、時間が読めなかったり…。私も一度、アラモアナからカイルアへ行こうとして、乗り換えに戸惑い、貴重な時間をロスしてしまった苦い経験があります。 レンタカーは自由気ままに動けて最高！…ですが、ワイキキ周辺の慣れない一方通行や、悩ましい駐車場問題が待っています。特にホテルの駐車料金は1泊50ドル以上することもザラ。せっかくのバカンスで、運転や駐車のストレスを感じるのはもったいないですよね。 その点、トロリーは観光のプロ！ 主要な観光スポットやショッピングセンターを結ぶ、まさに「かゆい所に手が届く」ルートを走ってくれます。オープンエアの車体からハワイの風を感じながら、気になるお店を見つけたら気軽に飛び乗ったり降りたり。この「ゆるやかな自由さ」こそが、トロリー最大の魅力なんです。移動時間そのものが、忘れられない思い出の一部になりますよ。【目的別】主要トロリー徹底比較！あなたに合うのはどれ？
ハワイのトロリーは、主に3つの勢力がある、と考えると分かりやすいです。それぞれの特徴と料金を、ズバリ解説しますね！①観光もショッピングも！王道の「ワイキキ・トロリー」
ハワイで最も有名で、路線も豊富なのがこのワイキキ・トロリー。カラフルな車体は、見ているだけでワクワクしますよね！ 複数のライン（路線）があり、それぞれに得意分野があります。
- ピンクライン：ワイキキとアラモアナ・センターを結ぶ買い物好きの強い味方！
- ブルーライン：海岸線の絶景を巡るシーニック・ドライブ。写真好きにはたまりません。
- グリーンライン：ダイヤモンドヘッドへ行くなら必須のライン。KCCファーマーズマーケットにも立ち寄れます。
- レッドライン：ダウンタウンや出雲大社など、ハワイの歴史や文化に触れるルートです。
料金は、乗りたいラインだけの1日券（$5〜）から、全ライン乗り放題のパス（1日$55、4日$65、7日$75 ※2024年時点）まで様々。あなたの行動範囲に合わせて選ぶのがポイントです。4日以上の滞在でアクティブに動くなら、全ラインパスが断然お得になります。
②JTB利用者ならコレ！安心の「レアレア・トロリー」
JTBのツアー参加者にはお馴染みのトロリー。日本語のアナウンスやサポートが手厚いので、海外旅行が初めての方や、ご年配の方と一緒の旅行でも安心感が違います。
ルートはワイキキ・トロリーと似ていますが、カハラモールやワードビレッジなど、少しニッチでおしゃれなスポットにも停車するのが特徴。ツアーに含まれていることが多いですが、JTBの窓口でチケット単体を購入することも可能です。
③【裏ワザ】JCBカードがあれば「ピンクライン」が無料！
これはもう、知っているか知らないかで大違いの裏ワザ！ なんと、JCBカードを持っているだけで、ワイキキ・トロリーの「ピンクライン」が無料で乗り放題になるんです。カード1枚で、本人と同乗の家族大人1名、子供2名（11歳以下）まで無料。すごくないですか？
ワイキキとアラモアナ・センターを何度も往復するだけでも、かなりの交通費が浮きます。ハワイ旅行の際は、お財布にJCBカードを1枚忍ばせておくことを、強く、強くおすすめします！
トロリー料金を極限まで安く！賢い節約術３選
さて、ここからはもっと具体的に、トロリー料金をグッと抑えるための賢いテクニックをご紹介します。1. 「Webサイトの事前購入」をチェックする
まず試してほしいのが、各トロリー会社の公式サイトをチェックすること。特にワイキキ・トロリーでは、Web限定の割引料金が設定されていることがよくあります。 現地で買うより数ドル安くなるだけでも、人数が多ければ結構な差になりますよね。出発前にポチッと購入しておけば、現地での手間も省けて一石二鳥です。2. 自分の「旅行スタイル」から逆算する
「乗り放題パスがお得！」という言葉を鵜呑みにするのはちょっと待って。例えば、「滞在中はほとんどビーチでのんびりして、買い物は1日だけ」というプランなら、乗り放題パスはかえって割高になることも。 その場合は、買い物に行く日だけ1日券を買うか、先ほど紹介したJCBカードの特典を使うのがベスト。逆に「3日間でダイヤモンドヘッドも、ハナウマ湾も、ショッピングも全部楽しみたい！」というアクティブ派なら、迷わず複数日パスを買いましょう。自分の旅の計画こそが、最高の節約術なんです。3. パッケージツアーやホテルの特典を見直す
意外と見落としがちなのが、あなたが予約したパッケージツアーやホテルの特典。しれっと「トロリー乗り放題パス付き」になっているかもしれませんよ！ 私も以前、友人が「トロリー代、結構かかるね…」と話していたので、「ツアーの書類、もう一回見てみたら？」とアドバイスしたことがあります。すると案の定、隅っこに「レアレア・トロリー7日間パス付き」の文字が！ 諦める前に、予約確認書やホテルの公式サイトをもう一度チェックしてみてくださいね。初めてでも安心！トロリーの乗り方と小さな注意点
さあ、チケットの目星がついたら、あとは乗るだけ！ でも、初めてだと少しドキドキしますよね。大丈夫、とっても簡単ですよ。チケットの買い方・見せ方
Webで事前購入した場合は、送られてきたQRコードをスマホ画面で見せるだけ。とってもスマートです。もちろん、主要な停留所近くのチケットブースや、一部のトロリーでは車内でも購入できます。
乗り場はどこ？
ワイキキの主要な通りには、たくさんのトロリーストップ（停留所）があります。「Trolley Stop」という赤い看板が目印。Googleマップで「Waikiki Trolley Stop」と検索すれば、近くの乗り場がすぐに見つかりますよ。
これだけは注意！「運行間隔」
ピンクラインのように数分おきに来る路線もあれば、グリーンラインやブルーラインのように1時間に1本程度しか来ない路線もあります。 特にダイヤモンドヘッドからの帰りは、一本乗り過ごすと炎天下で1時間待つ…なんてことにも。公式サイトやアプリで、必ず時刻表を確認しておくクセをつけましょう！
チップは必要？
基本的にチップは不要です。でも、ドライバーさんが荷物を運ぶのを手伝ってくれたり、素敵な笑顔で「アロハ！」と迎えてくれたりしたら…。そんな時は、感謝の気持ちとして1〜2ドルを渡すと、お互いにハッピーな気持ちになれますよね。
トロリー料金の「？」をスッキリ解決！よくある質問Q&A
Q. 子供料金ってどうなってるの？
A. これは会社によってルールが違うので要注意です！ 例えばワイキキ・トロリーは、2歳以下は無料で、3歳から11歳が子供料金。でも、JCBの無料特典は11歳以下の子供2名までOKだったりします。必ず利用するトロリー会社の公式サイトで、最新の年齢区分を確認してくださいね。
Q. チケットをなくしたら、再発行してもらえる？
A. 残念ながら、ほとんどの場合、再発行はできません…。私も一度、ポケットに入れたはずの1日券が見当たらなくなって、血の気が引いたことがあります（結局カバンの底から出てきました）。紛失は絶対に避けるためにも、スマホでQRコードを管理するのが一番安心です。
Q. 雨が降ったらどうなるの？
A. トロリーはオープンエアが魅力ですが、雨が降るとビニール製の窓を下ろしてくれます。なので、濡れる心配はあまりありません。ただし、台風などで運行自体がキャンセルになった場合でも、チケットの払い戻しは限定的なことが多いです。天候ばかりは仕方ない、と割り切る気持ちも大切かもしれません。
