ハワイの穴場はキックボードで見つかる!新しい旅のカタチ、教えます
「ハワイ旅行、なんだか毎回同じになっちゃうな…」。ワイキキを歩き、アラモアナで買い物をして、有名なパンケーキを食べる。もちろんそれも最高に楽しい!でも、心のどこかで「もっと違うハワイを見てみたい」なんて思っていませんか?
もしあなたがそう感じているなら、最高の相棒を紹介します。それは、電動キックボード!「え、キックボード?」って思うかもしれません。でも、騙されたと思って聞いてください。これを乗りこなせば、レンタカーでは通り過ぎてしまう小道や、バスではたどり着けない絶景が、あなたの目の前に現れるんです。いつものハワイが、まるで初めて訪れる場所のように輝き出す、魔法のツールなんですよ。
この記事では、私が実際に体験したオアフ島でのキックボード旅の感動を、余すところなくお伝えします。ガイドブックには載っていない、私が見つけたお気に入りの「ハワイ スポット 穴場」の巡り方から、安全に楽しむためのリアルな注意点まで。読み終わる頃には、あなたもきっとキックボードを持ってハワイの風の中へ飛び出したくなっているはずです!
なぜキックボード?私がハワイでレンタカーをやめた理由
ハワイ通になればなるほど、誰も知らないような「ハワイ スポット 穴場」を探したくなりますよね。私も以前は、移動の自由を求めてレンタカーを借りていました。でも、ワイキキ周辺の一方通行の多さに戸惑ったり、人気のビーチで駐車場を探して30分もウロウロしたり…。せっかくの貴重な時間が、移動のストレスで削られていくのを感じていました。
そんな時、街をスイスイと駆け抜けていくローカルの姿を見て「これだ!」と思ったのがキックボードでした。2023年11月のハワイ島旅行で初めて試してみたのですが、これがもう、想像を絶する快適さで!

路地裏にふと現れた可愛いカフェに、迷わず立ち寄れる。ローカルしか知らないであろう絶景ポイントへも、気ままにアクセスできる。このフットワークの軽さは、まさに革命でした。自分の足で探すからこそ出会える、本物のハワイがそこにはあったんです。
風を全身で感じながら海岸線を走る爽快感は、車の中からは決して味わえません。カイルアビーチで、エメラルドグリーンの海を横目にキックボードを走らせたあの瞬間は、一生忘れられない思い出です。移動時間さえも、最高のアクティビティに変わるんですよ。
もちろん、強い日差し対策は必須。こまめな水分補給と日焼け止めは絶対に忘れないでくださいね。でも、その小さな注意点さえクリアすれば、キックボードはあなたのハワイ旅行を、何倍も自由で、刺激的なものに変えてくれる最高の相棒になるはずです。
キックボードで巡る!オアフ島の厳選・穴場スポット
さあ、準備はいいですか?ヘルメットをしっかりかぶって、オアフ島のまだ見ぬ景色を探しに出かけましょう!ワイキキには「Bird」や「Lime」といったアプリで簡単にレンタルできる電動キックボードがたくさんあります。お店の人に「おすすめのルートは?」と聞いてみるのも、旅の醍醐味ですよ。
ノースショア:古き良きハワイと雄大な自然に抱かれる
サーファーの聖地ノースショアは、のんびりとした空気が流れる、まさに「ハワイ スポット 穴場」の宝庫。キックボードなら、その魅力を肌で感じながら巡ることができます。

まずは、レトロな街並みが可愛いハレイワタウン。ここでの楽しみ方は、あえてメインストリートから一本入った裏道を散策すること。観光客の喧騒から離れて、個性的なアートギャラリーや、ひっそりと佇むおしゃれなブティックを見つけることができます。風を感じながらゆっくり走るだけで、まるで映画の主人公になった気分です。
夕日を見るなら、絶対にサンセットビーチへ。私のおすすめは、太陽が水平線に沈んだ後の、空がピンクと紫に染まるマジックアワー。多くの人が太陽が沈むと帰り始めますが、本当のショーはそこから。キックボードを停めて砂浜に座り、刻一刻と変わる空の色を眺める時間は、最高の贅沢です。
ウミガメに会いたいなら、タートルベイへ。ビーチによっては駐車場から少し歩くので、キックボードがあると本当に便利。運が良ければ、甲羅干しをする愛らしいホヌ(ウミガメ)の姿に出会えますよ。そして、ノースショアグルメも忘れずに!ガーリックシュリンプの有名店「Giovanni's」もいいですが、私は「Haleiwa Bowls」のアサイーボウルを片手に、ローカルしか知らない静かなビーチでのんびりするのがお気に入りです。
ワイキキ周辺:都会の喧騒を忘れる隠れ家オアシス
「ワイキキは人が多すぎて…」なんて思っていませんか?実は、ほんの少し足を伸ばすだけで、驚くほど静かで美しい場所がたくさんあるんです。キックボードで、ローカル気分で過ごす贅沢な時間を探しに行きましょう。
広大な緑が気持ちいいアラモアナビーチパークは、キックボード散策に最適。海沿いの道を走れば、潮風が火照った体を優しく冷やしてくれます。特におすすめなのが、公園の先端にあるマジックアイランド。ここから眺めるサンセットは、ワイキキのビル群と夕日のコントラストが美しく、感動的ですらあります。

そして、ダイヤモンドヘッドを望む最高のロケーションが魅力のカピオラニ公園。早朝に訪れると、ヨガをする人、犬の散歩をする人、そしてキックボードで朝日を浴びる人々の姿が。まるで絵画のような穏やかな風景の中で、一日をスタートしてみませんか?
お腹が空いたら、グルメな通りとして知られるモンサラット通りやカパフル通りへ。有名店も多いですが、キックボードなら「お、このお店気になる!」と思った場所にすぐ立ち寄れます。行列のできるお店を横目に、ふらっと入った小さなお店で絶品プレートランチに出会う。そんな偶然の発見こそ、旅の醍醐味ですよね。
カイルア:全米No.1ビーチとオシャレな街を遊び尽くす
カイルアでのキックボードは、まさに天国を滑走しているような気分にさせてくれます。全米で最も美しいビーチに選ばれたカイルアビーチの、あのパウダーのような白砂とエメラルドグリーンの海。この絶景を横目に、風を切って走る爽快感は言葉になりません。
カイルアビーチの隣にあるのが、「『天国の海』と呼ばれるラニカイビーチ」。住宅街の細い小道を抜けた先に広がる景色は、息をのむほどの美しさです。キックボードなら、この二つのビーチを気軽に行き来できるのが嬉しいポイント。
ビーチを満喫したら、おしゃれなカイルアタウンの散策へ。パンケーキな「ブーツ&キモズ」はいつも大行列ですが、私のおすすめは、電話でテイクアウトを予約して、ビーチで食べること。これが最高に贅沢なカイルア流の楽しみ方なんです!

他にも、「モケズ・ブレックファスト・カフェ」のリリコイパンケーキも絶品。週末のファーマーズマーケットを覗いてみるのも楽しいですよ。キックボード一台あれば、カイルアの魅力を隅から隅まで、自分のペースで味わい尽くせます。
ハワイのキックボードを120%楽しむための実践ガイド
さあ、あなたもキックボードに乗りたくなってきた頃では?最高の思い出を作るために、いくつかリアルなアドバイスをさせてください。
まずレンタルですが、ワイキキ周辺には多くのレンタルショップがあります。料金は1日30ドル前後が目安。パスポートを忘れずに持って行ってくださいね。私がいつもやるのは、お店の人に「ローカルのおすすめルートは?」と聞いてみること。地図にはない、とっておきの情報を教えてくれることもありますよ!
交通ルールはとても重要です。ハワイでは、キックボードは自転車と同じ扱いで、車道の右側を走るのが基本。歩道走行は原則禁止なので気をつけて。そして、ヘルメット着用は、自分の命を守るためのお守りです。レンタルショップで大抵は無料で貸してくれますから、必ず着用しましょう。
盗難対策も万全に。少しの間でも離れるときは、必ず鍵をかけましょう。丈夫なワイヤーロックがあると安心です。また、万が一のトラブルに備えて、保険に加入しておくことを強くおすすめします。

持ち物リストにぜひ加えてほしいのが、意外と役立つ、小さなエコバッグ。途中で買ったドリンクやスナックを入れたり、脱いだ上着をしまったりと、何かと重宝します。もちろん、日焼け止め、サングラス、帽子、そしてたっぷりの水もお忘れなく!
まとめ:さあ、あなただけのハワイを見つけに行こう!
どうでしたか?キックボードで巡る、新しいハワイの旅。そのワクワク感が、少しでもあなたに伝わっていたら嬉しいです。私がカカアコのウォールアートの前をキックボードで駆け抜けた時の高揚感、ノースショアのカフェで地元の人と交わした何気ない会話。これらは、車やバスの旅では決して得られなかった、私だけの宝物です。
もちろん、慣れないうちは少し戸惑うこともあるかもしれません。でも、それ以上に、自分の力で道を開拓し、ハワイの風を肌で感じる喜びは、何物にも代えがたい体験です。
この記事が、あなたの次のハワイ旅行を、もっと自由に、もっと深く、もっと忘れられないものにするための、小さなきっかけになりますように。
さあ、次はあなたの番です。ガイドブックをそっと閉じて、キックボードに飛び乗って、あなただけのハワイを見つけに出かけませんか? きっと、今まで知らなかった最高の笑顔の自分に出会えるはずですから。Aloha!
